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スーパーマリオの実写映画は任天堂の黒歴史?魔界帝国の女神、低評価の感想

本当にひどい?
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30年前に実写化されたスーパーマリオの映画「スーパーマリオ魔界帝国の女神」が、レンタルなどでも密かに再燃し始めました。

当時、奇怪?幻?黒歴史?という感想が多かった作品。

今回の大ヒット映画とどんな違いがあるのか?

なぜ、怪作といわれたのか考察してみました!



スーパーマリオの実写映画は任天堂の黒歴史?「魔界帝国の女神」が任天堂の黒歴史と言われた理由3選

その① 登場キャラクターの実写化がエグイ!

マリオは素敵なおじさまという感じで違和感はあまりないのですが

ルイージ、マリオに対して若すぎない?

そして、デニスホッパー演じるクッパが相当です。

どこかとぼけているようなキャラはみじんも感じられません。

長い舌が不気味な、つんつん頭をみて

ここは律儀に真似るのね!!と苦笑いしてしまった。

その② ゲームとは全く違う設定に違和感!

ルイージとデイジーが中心の展開の映画です。

隕石が落ちてきて、異次元が生まれて・・・

マリオたちが配管工という職業設定はそのままですが

ゲームとは全く違うものとしてとらえてみるほうが良さそうです。

ただ、至る所にキャラクター名が登場したり

マリオファンであれば、ストーリー性とは違ったところで

楽しめる要素が散りばめられています。

その③ 登場人物が言われないとわからない!

実はヨッシーもリアルヨッシーがでてきます!

ゲームキャラクターみたいな可愛らしさとはちょっと違い

T-REXとかジュラシックパークみたいなリアル恐竜です。

さらに、デイジーを誘拐するのはイギーとスパイクなのですが

これはさらにゲームキャラの面影が皆無でした。

実際には任天堂の黒歴史というわけではないのですが

マリオゲーム=任天堂のイメージが強いので

そんな風に言われてしまったのでしょうね。



スーパーマリオの実写映画は任天堂の黒歴史?魔界帝国の女神、実写化キャラを比較説!!

マリオの実写版がなぜ黒歴史と言われたのか?

について、キャラクターの実写化面でも比べてみました!

 

マリオにでてくるデイジー姫は誰?ピーチ姫は出てこない?

『スーパーマリオ』シリーズの登場人物。
デビュー作は1989年発売の『スーパーマリオランド』で、ヨッシー(1990年)やワリオ(1992年)よりも先にデビューしていた。宇宙人のタタンガにさらわれていたが、マリオによって助けられる。

引用元:pixiv

まさかの恐竜の子孫設定。

ルイージと恋仲になっていきます。

ちなみにデイジー姫は独立したキャラクターです。

ピーチ姫ではないのであしからず。

あまり知らない人はいないかなとも思うのですが

あまりゲームはしない。という方にしてみれば、

有名なのはピーチ姫なので

デイジーは実写版のピーチなの?

なんて思った人もいるかも?

意外にも、ヨッシーより先に登場してるキャラなんですね!

宇宙人にさらわれた過去があるのなら、

この異次元ワールドでヒロイン抜擢は

なるほど!ですね。

 

デイジーを誘拐するイギーとスパイクは誰?

【イギー】コクッパ7兄弟の一人。英語名はIggy Koopa。
なお、現在のコクッパ達はクッパの子供ではなく部下扱いになっている。体力があまり無いらしいが、ジャンプ力の高さと頭の良さでカバーしている。
主に中堅ステージのボスを務める事が多いが、スーパーマリオワールドでは一番手で登場

【スパイク(ガボン)】初登場は『スーパーマリオブラザーズ3』
頭に髪を生やしたカメで、大きさは作品によって異なる。

引用元:pixiv

イギーはゲームキャラでは、パイナップル頭のコクッパ。

クッパの子分や子供のニュアンスとしてはひょろっとして、

いつでも目を回してそうなイメージです。

スパイク(ゲーム登場時はガボン)は青い小さなモヒカン髪の亀。

憎めなさそうなところは人間になっても同じ。笑

映画の設定では、クッパに脳を進化させられて

クッパの手伝いをするのですが、もともとが亀なので

進化させたものの、ちょいちょいクッパを怒らせたりしていました。

ただ、クッパやヨッシーと違って、雰囲気はガラッと違うので

説明なしに判別できる人は少ないんじゃないかな~。

ちなみにこの二人は、クッパの従弟という設定ですが、

最後にはデイジーと王である父と合わせてくれたりと

マリオやデイジーたちに協力して助けてくれます。

 

ルイージはマリオの弟じゃない!?

この作品ではルイージは実の弟ではなく

孤児のルイージをマリオが養子として育てています。



スーパーマリオの実写映画は任天堂の黒歴史「「魔界帝国の女神」レンタルで再燃!幻の奇怪映画

今回、ルイージはホントの弟じゃなくて血がつながっていない設定です。

マリオはマリオで最後に別の女性と結婚してるんです!

なので、ピーチ姫も出てはきません。

クッパが退化する機械を使って、王様だったデイジーの父を、

キノコ菌にしてしまう。という設定はあるものの、

この異次元ワールドはあくまで、隕石衝突によるもので

キノコ王国ではありません。

だからピーチ姫は出てこないんですね。

(ピーチはキノコ王国のお姫様だから)

土壇場での書き直しや製作陣と監督間での衝突など、製作段階から暗雲が立ち込めていたという『スーパーマリオ/魔界帝国の女神』(中略)

公開されても、歴代最悪の映画と評され、監督ロッキー・モートンとアナベル・ヤンケルはハリウッドから追放されてしまった。

引用元:海外ドラマNAVI

興行収入での結果が悲惨だっただけでなく、

クランクイン2週間前に脚本が全部変わったり

撮影の段階から様々なトラブルもあったようで

この30年間、酷評が続いていましたが

2023年に転機が!!

【ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー】は

任天堂も製作に参加して作り上げられたことで

ゲームの世界観を大事に思っていたユーザーからは

爆発的ヒット!!

そして、また違った角度の作品として

過去のマリオたちも見直される運びとなったのでしょうね。



スーパーマリオの実写映画は任天堂の黒歴史?魔界帝国の女神は面白い?あらすじと感想

隕石の落下で異次元に閉じ込められた恐竜の一族がマンハッタンに通じる道を開き、現代世界を乗っ取ろうとしていた。異次元とマンハッタンを融合することのできるクリスタルを持った女学生デイジーは、魔王クッパにさらわれる。配管工のルイージとその兄マリオは彼女を救うため異次元に飛び込んで行く……

引用元:https://lp.p.pia.jp/event/movie/37705/index.html

当初のタイトルは『スーパーマリオ』そのまんま!

CGを駆使して異次元世界を描いて制作されていました。

制作費は50億ともいわれています。

隕石が落下したことで、異次元の世界ができ

爬虫類の世界と哺乳類の世界が交錯していきます。。

ルイージとデイジーの恋物語をスタートに

退化や進化をあやつりながら、

クッパのたくらみを阻止するために奮闘します。

デイジーは恐竜の子孫で、デイジーの父は王様だったのですが

クッパに退化させられてキノコ菌になってしまっていたり、

ルイージもマリオの実の弟ではなかったりしています。

 

もちろん、マリオ役のボブ・ホスキンスは

ベストマッチ!だと思いましたし

活躍や機転が生きる部分はあるのですが

主役と聞かれたら、ルイージやデイジーに目が行ってしまう。

マリオは頼れるお兄ちゃんとして脇を固めているだけの感じがしなくもないです。

何より特筆すべきは、ゲームとは全く違うキャラクター達。

完全恐竜だったり、人に変化していたりするSF感。

とくに『この実写がクッパにみえるか?』

と聞かれたら見えないです(笑)

マリオの「クッパ」としての定義をはずして

SFにでてくる爬虫人の登場人物といえば

『なるほど!こんなキャラいそう!』です。

内容もゲームに寄せて作られてる感じはほぼないので

ゲームのイメージそのもので観ようとすると

『???』がいっぱいかもしれません。

 

これはこれで、一つの独立した別の物語。

知っているキャラクターの名前をひょこっと見つけたり

別の角度から楽しむのも良いんじゃないかなと思います。

 

実物の世界観に忠実な実写化も素晴らしいですが、

きっちり寄せていなくても、これはこれで、新しい世界です

エンターテイメントとして楽しめる。

名前は同じだけど異世界ワールド。

色んな世界観が楽しめますよね!

 

そんな風に自分の想像の幅を超えて楽しめるのも

映画の魅力です。

幅が広がって楽しいじゃないかな?

と思います。

 

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