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インターステラーがやばい理由を解説!「難しい、物理学、謎の多さ」

深くてやばい!
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インターステラーを解説!やばいと言われた理由は「難しい!物理学!謎の多さ!」の3つ!

解説しながら、難しさや物理学の専門分野を超えた、深い面白い部分までまとめました。

映画で特にわかりにくい、エドマンズ博士の死因や、五次元と愛の関係性、ガルガンチュアとは何か?についても、私なりの考察をまじえて解説しています!



インターステラーはやばい!?ヤバいと言われる3つの理由はコレ。

インターステラーはやばい!!と言われたのには、大きな3つの理由がみえてきました!

引用:https://warnerbros.co.jp/

やばい理由① 『難しい』のに中毒性がある

なんといっても難しくて

意味不明になりがちなんです!

聞きなれない単語や設定が難しい。

私も1度見ただけでは「流れ」しかつかめませんでした。

でもね、不思議なことに観れば観るほど視点が変わってどんどん惹きこまれるんです。

私は10回以上、見返しました!笑

もちろん1回だけでも、家族愛を描いた人類救済映画として楽しめます!

もっともっと知りたい!と思えば、

『何度でも新しい発見ができる!』映画でもあります。

ハマる人はここに中毒性があるのかも(大げさ?)

そんな楽しみ方ができるのもインターステラーの魅力の1つかもしれませんね。

 

やばい理由② 物理学への専門性がありすぎる

『インターステラー』という作品は、ちょっと変わった成り立ちを持った映画だ。そもそものきっかけは、コーネル大学惑星研究所所長で、NASAにおける惑星探査計画の指導的役割を担ってきた天文学者のカール・セーガンが、「コンタクト」(新潮社, 86)(*1)というSF小説を85年に執筆したことから始まった。

きちんとした科学的裏付けを求め、カリフォルニア工科大学の理論物理学者キップ・ソーン(*2)に助言を求める

引用元:CINEMORE

ノーベル物理学賞も受賞しているキップソーンが製作総指揮しているだけあって内容は専門的。

ちゃんと相対性理論に矛盾しないトリックを考えています!

それだけに、専門性が高すぎる!

学んでいない人は頭の中が「?」だらけになりがちです。

意味が分からず楽しむ前に挫折してしまう人も。

この高すぎる専門性ゆえにとっつきにくい印象があるのも実情ですね。

とはいえ、私は、1つの映画への徹底的なこだわりが素晴らしい!とも思うのです。

ただのSFやスピリチュアリズムで終わらない「専門的なこだわり」があるからこそ、もっと知りたい理解できるようになってみたい!と思わせるのかもしれません!

インターステラーの監修の目的の一つは

高度な物理学を一般に伝えること。

私は繰り返し観るうちに、物理ってよくわからなかったけど、すごい!おもしろいのかも!と思ってしまいました。

ソーン博士の目的に、まんまとハマった一人です。笑

 

ヤバい理由③ 謎すぎる物理学とスピリチュアルの融合

一見、固い映画なのかと思いきや愛』や『五次元の存在』が登場します。

しかも、根底にある重要なキーワードなんです。

徹底した現実的な受け皿に乗っているスピリチュアリズムの面白さ。

愛とか五次元と聞くと現実離れしているように感じるかもしれません。

実は一番身近にある確実で不思議なものだと思いませんか?

形は見えないけれど感じられるもの。

『大切な人を守りたい』

どんな重大な任務も突き動かすのは一番最小規模で最大単位の愛。

ミクロとマクロの世界観でのとらえ方。

私は物理的な観点からあながち外れてはいないとも思うんですよね。

現実的な要素とぶっ飛んだ要素の融合。

私はこの匙加減もインターステラーの魅力でありヤバさでもあると思いました。

多くの人が「難しい」「意味が分からない」と感じそうな部分を

後半で詳しい解説記事にまとめました。

 

『そこが知りたい!』と思う部分はあったら

是非、合わせて読んでみてくださいね。

もっと、映画を楽しめるかも!

インターステラーはやばい!五次元の存在を解説!

インターステラーのヤバさとすごさ、全ての鍵をにぎる存在。

最大のキーマンとして描かれているのが『五次元の存在』です。

声も顔も出てこず存在だけが匂わされています。

五次元とは何なのでしょうか?

アメリアがいう、五次元の存在は『愛』とはどういう意味だったのか?

五次元空間としての定説だけでなく、映画のストーリーに沿った解釈。

私なりの考察も交えて解説します!

↓こちらの記事で五次元の存在について詳しくまとめています!

インターステラー、五次元の存在とは?愛との関係は?徹底考察&解説!

インターステラーはヤバい!エドマンズ博士の死因は何だったのか?

先に調査に出て、移住できそうな星の報告をしてきた博士が3人。そのうちの一人がアメリアの恋人でもあったエドマンズ博士です。エドマンズ博士は信頼できる情報を送ってきていましたが、連絡が途絶えてしまいます。

エドマンズ博士は亡くなったのか?

死因は何だったのか?

実は、映画の中でハッキリとは語られてはいないんです!

ストーリーを観まくって見つけた要因に、私なりに推理しました!

エドマンズ博士の死因については、↓こちらの記事でまとめています!

インターステラー、エドマンズ博士の死因は?星はどんな場所?

 

・人類存続のための移住先の星の最終決定と調査

・ブラックホールの謎を調査する。

クーパ達は指令のもと、宇宙に飛び出ます。

移住先の候補は3つ。

一つ目の星を確認するのに23年の時間を費やしてしまいます。

時間も燃料も猶予がありません。

A.データの状態がとても良く可能性は高いが、現在、信号は途絶えている、エドマンズ博士の星。

B.現在進行形で信号を送ってきている、第一人者のマン博士の星。

どちらにするかで衝突するクーパーとアメリア。

クーパーが強引にマン博士の星に行き先を決めてしまいます。

 

本当は、エドマンズ博士の探索していた星だけが適合していたのです。

ラストで、アメリアがたどり着いたエドマンズ博士の星。

エドマンズ博士が登場することはありませんでした。

石垣に囲まれた場所でネームプレートだけが映し出されます。

エドマンズ博士の星で何があったのでしょうか?

エドマンズ博士はどうなってしまったのでしょうか?

エドマンズ博士の死因についての考察は↓こちらの記事でまとめています!

インターステラー、エドマンズ博士の死因は?星はどんな場所?

インターステラーがやばい!五次元の鍵をにぎるワームホールの謎

キーマンの五次元と共に、大きな鍵となるワームホールとガルガンチュア。

ワームホールはいわゆるワープゲートです。

ワームホールの謎は、こちらの記事でまとめています↓

『インターステラー、ワームホールを作ったのは誰?「彼ら」とは?まとめ記事』

土星近くにあるワームホールを通るとき、時空がゆがみます。

宇宙船からアメリアが手を伸ばした時、一瞬、手がぐにゃりとゆがんでいました。

そして、窓の外で何かを追うかのようなアメリアの表情。

実は、特異点を超え、五次元の存在を体験したクーパがいました。

なぜ、外を見ていながら認識できなかったのか?

それらも、ワームホールの謎に関係する伏線です!!

ワームホールは誰が作ったのか?

彼らと呼ばれる五次元の存在は誰なのか?

ワームホールの役割は何なのか?

↓ワームホールについてまとめています↓。

インターステラー、ワームホールを作ったのは誰?「彼ら」とは?まとめ記事

 



インターステラーはやばい!宇宙にあるガルガンチュアの謎

ガルガンチュアとして登場するのは、超巨大なブラックホールのことです。

映画の中で大きな壁になっていた宇宙での時間のズレ」もガルガンチュアと関係がありました。

このあたりは、相対性理論を用いて科学的な要素が散りばめれらています。

こちらの記事で、ガルガンチュアに関する記事をまとめました!

「インターステラー」ガルガンチュアの謎。

時間の流れが遅いのはなぜ?

【内容】

◎ガルガンチュアとは何か?実在する?
◎ガルガンチュアの名前の由来。
◎時間の流れが遅いのはなぜ?鍵は重力
◎クーパーはガルガンチュアに落ちても生き残れた理由

◎燃料切れのアメリアの宇宙船がブラックホールから脱出できた理由。
◎2つの星がダメだった理由
◎感想とまとめ

 

最後まで泣いていた娘を地球に置いて、人類を娘の未来を救うために宇宙に出るクーパ。

最高潮の盛り上がりシーンで、クーパが宇宙船を切り離し、

ガルガンチュアに向かって落ちていきます。

私は、ガルガンチュア(重力)の部分が一番、リアリティさと面白さを出していると思います。

実在するガルガンチュアのような写真をみて、

円盤形に見える謎もわかりました!

あなたも、紐解いてみたくなりませんか?

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↓こちらの記事で、ガルガンチュアに関する記事をまとめています。
「インターステラー」ガルガンチュアの謎。

インターステラーはヤバい理由!最後はどうなる?あらすじとラストシーン

異常気象による大規模な食糧問題に直面し、人類滅亡の危機にある近未来の地球。トウモロコシ農場を営む元宇宙飛行士のクーパーは、昔の仕事仲間だったブランド教授と地下組織となったNASAで再会し、人類救済のためのプロジェクト「ラザロ計画」を聞かされます。

第2の地球を探す宇宙の旅へ出る危険な任務に、娘のマーフィーは猛反対。しかしクーパーは「必ず戻ってくる」と言い残して、別の銀河系を目指す有人惑星間航行(インターステラー)するチームに加わることになるのです。

ブランド教授の娘・アメリアと物理学者のロミリー博士、地質学者のドイル博士との4人のチームで、宇宙船エンデュランスに乗って地球を後にしたクーパー。無事にワームホールを通過して、人類が住める惑星を見つけることはできるのか?

引用元:Ciatr

1番目の星は水はあるが、とてつもない津波に襲われ移住不可能。

2番目の星は最有力と見せかけてまさかのボツ!!

更にはクーパをこの計画に引きこんだ張本人ブラント教授の死に際の告白。

まさかの『嘘だった』という教授の言葉に、私はドン引きしましたよ。

『ごめんで済むか!!小さい女の子にとってたった一人の父親ですが?』

と、それはもう、やるせなかったです。

 

けれど、それがちゃんと伏線になっているんですよ。

物語序盤の伏線をラストの数十分で、まとめて回収してくれる爽快さ!!

主人公(クーパ)と娘(マーフ)が力を合わせて地球を救っていきます。

 

最後まで泣いていた娘を地球に置いて、娘の未来を救うために宇宙に出るクーパ。

最高潮の盛り上がりシーンで、クーパが宇宙船を切り離し、ガルガンチュアに向かって落ちていきます。

さすがなのは、データをTARS(ロボット)に取らせていたこと!

重力の謎は、ブランド教授にも解くことができなかった最大の難関です。

絶望的と思える状況でも、クーパーは【地球と子供の未来】への希望と目的を忘れなかった。

特異点を調査できるように、最後まで全力をかけていたんですね。

 

物語の終盤、ブラックホールの特異点を超えたクーパ。

五次元の存在の力を借りて、4次元の空間からマーフにヒントを与えていきます。

そして、マーフはちゃんと受け取ります。

この受け取る瞬間が、実は一番最初のシーンの伏線回収です!

本の落ち方一つ、クーパーがプレゼントした腕時計の秒針の進み方一つに、メッセージ性があり意味のある事だと思えるでしょうか?

 

マーフの名前はマーフィー。

マーフィーの法則から名付けられています。

起こるべくして起こるもの。

その法則の通り、マーフは意味を見出し、

クーパからのメッセージを受け取り、

ブランド教授が不可能とした難問の方程式を解き明かすのです!

 

重力の謎を解き、地球を救ったマーフ。

年老いて亡くなる直前のマーフと生還したクーパーは再会を果たします。

【親が子を看取るようなことは悲しい。必要とされている場所に行って】と

マーフから言われます。

アメリアは新しい人類の希望となるエドマンズ博士の星で、一人待ち続けていました。

クーパーは宇宙船に乗り込みアメリアのもとへと向かいます。

 

インターステラーでは次元だけでなく、

相対性理論や重力、ワームホールといった専門用語がたくさん出てきます。

これがややこしいんですよね。

『で?なんだけ?』

って頭が真っ白になります(笑)

 

でもね、難しい部分が全部理解できなくても伝わってくるものがありました。

父と娘。

地球と宇宙。

人類と次元的存在。

私が、どの関係性からも感じたのは、

色々な形の『愛』や未来を作り出す【希望的信念】でした。

 

数十年前であればSF映画で終わったかもしれません。

時を経た今、感じたのは

スピリチュアリズムと物理的思想とが融合された世界観でした。

 

幽霊さんの存在も五次元の存在も人の意識も

もしかしたら、使い方、観方一つなのかもしれません。

 

マーフのように夢を忘れることなく

クーパのように希望を持ち続け

共時性(シンクロニシティ)を感じ行動できたら

人生をもっと愛と希望に満ちたものとして、作り出せるのではないか?

私には、そんな風にも感じられる深い1本でした。



コメント

  1. こじゃり より:

    本当の目的がプランBだったのなら、アメリア(実の娘)を使って代理出産予定だったのかな…
    言い付けもそのためだったんだろうか…

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