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ジョンウィック 犬2匹目はピットブル!犬種や名前、犬を盗む理由は?

本当にひどい?
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ジョンウィックに犬は2匹登場します。

ピットブル以外の犬種や名前。

ジョンが犬を盗んだ本当の理由などを解説&考察します。




ジョンウィックの犬、2匹目はピットブル!犬種や愛犬たちの名前

ジョンウィックの犬として登場する2匹目はピットブル。

ジョンウィックではジョンの愛犬として2匹の犬が登場します。

それぞれの犬種や名前についてまとめていきます。

ジョンウィック1話で登場する犬の犬種はビーグル。

ジョンウィックで最初に登場する犬はビーグル犬。

名前はデイジー。

穏やかな顔立ちの犬です。

映画を見てもわかるように、とても賢く優しい犬でした。

デイジーは病で亡くなったジョンの最愛の妻「ヘレン」からのプレゼントでした。

ヘレンは病気で自分が長くないことを知っていました。

自分が亡き後のことを考えたヘレン。

ジョンが寂しくならないように。

事前にジョンの元に届くように手配していたのです。

「ジョン、あなたには愛情を注ぐ相手が必要よ」

というヘレンの遺言のようなメッセージが添えられていました。

ヘレンにはジョンの絶望の深さがわかっていたからなのでしょう。

側にいられない自分の代わりに、ジョンが生きるための希望として贈ったのでした

もう、私は、痛いほどにヘレンの苦しさと優しさ、愛の深さを感じました。

そして、デイジーの最後の行動にも涙が止まりませんでした。

ひょんなことからジョンとデイジーは深夜に襲われてしまいます。

不意を突かれたジョン達は抵抗するすべもありません。

デイジーの命は失われてしまい、ジョンもボッコボコにされてしまいます。

なんとか体を引きずって、気を失ったジョン寄り添うデイジーを想うと涙が溢れます。

死の間際にいてなお、這ってでもジョンの側にいようとしたのです。

私は、デイジーのその姿は、まるでヘレンの愛そのもののようだなと感じました。

かつて、ジョンがヘレンと一緒になるために組織を抜けようとしました。

組織を抜ける条件に不可能と言われた難しい仕事を成し遂げていました。

ジョンが不可能といわれる危険を犯してまで、側にいることを選んだ女性なだけありますね。

最愛の妻ヘレンから託された「生きる希望」だったデイジー。

デイジーの命が、いとも簡単に奪われてしまうなんて誰が想像できたでしょう。

デイジーをきっかけにジョンはブギーマンとして闇の沼に引きずり込まれてしまうのです。

 

ジョンウィック2に登場する犬の犬種はピットブル

ジョンウィック2で登場する犬。

犬種はピットブルです

名前はつけられていません。

ヘレンがジョンに贈った犬デイジーとは違う犬種です。

出会いは1話のラスト。

ジョンが動物病院から盗むように連れて帰ってきてしまいます。

1話のラストでジョンはデイジーの仇を取ったものの大怪我を負います。

死の淵からジョンを呼び戻したのはヘレンの声でした。

ヘレンの声に導かれるように目を覚ましたジョン。

よろよろと立ち上がり、傷の手当てを自分でするために動物病院の扉のガラスを割って侵入します。

突然の侵入者に動物病院にいた犬たちが一斉に鳴き出します。

消毒液を傷口にぶっかけ、とてもざっくりな手当てをするジョン(汗)

本星の仇を討っても表情は暗いまま。

ジョンの心は絶望の淵から戻れていない様子が映し出されます。

吠える犬たちの中に、1匹だけ違う犬の鳴き声が聞こえます。

その声を聞き分けるように、ジョンの目が犬達のケージに向きます。

1つのケージの扉を開けるジョン。

「もう大丈夫だ」と呟き、ケージをこじ開けて黒い犬を連れだします。

ジョンが選び、連れて帰ってきたのが2匹目の犬『ピットブル』でした。

 

ジョンウィック2のラスト。

ジョンは不本意ながら闇の世界に戻ることを強要されます。

深い絆のあるコンチネンタルホテルの支配人『ウィンストン』に諭され迷いを断ち切ります。

依頼を請け負ったジョン。

仕事の間、犬を連れていくわけにはいきません。

コンチネンタルホテルのフロントマンに預かってもらえないか聞きます。

フロントマンはホテルとしては無理だが個人的になら引き受けてくれると請け負ってくれます。

犬の名前を聞かれたジョンは

「(名前は)ない」

答えています。

名前がない理由。

絶望の淵にいたから名前などつけている余裕がなかったのでしょうか?

衝動的に動物病院から盗んできてしまった犬だから?

いいえ、私には別の理由があると感じられました。

1話でジョンは、犬を殺した張本人の父親(別組織のボスでした)から

「妻のヘレンが亡くなったのも、希望の犬を奪われたことも、ジョンが今までしてきたことへの呪いだ」と言われていました。

ジョン自身も「自分もそう思う」とこたえています。

名前をつけることは所有を表します。

私は、ジョンが名前をつけてしまえば、この子にもデイジーやヘレンと同じように『犠牲になるという運命』を背負わせてしまうのではないか?

と考えたのだと感じました。

ジョンの戦闘モードの時は、別人のような冷酷さを感じます。

けれど、ふと見せる行動や表情に根本にある優しさを感じるんです。

ジョンがピットブルに名前を付けられなかった理由。

それはジョン自身の脆さでもあり、優しさでもあったのではないでしょうか?




ジョンウィックの犬!かわいそうと炎上(批判)本当は犬好き?犬が死ぬことに隠された意味

ジョンウィックの犬がかわいそう!

観ていられない!

結末のひどさに『本当に犬好きなの?』

と、疑問視される気持ちもわかります。

確かに映画での役割としてはひどいもののように感じます。

その反面

「ジョンウィックは犬好き」

という意見を持つ人たちもいます。

しかし、犬が死んでしまったことで、次作へと続く大きな意味になっているのも事実です。

第一に、1話でジョンが戦う理由はデイジー。

そして、デイジーの敵討ちによって引退したはずのジョンは復職を余儀なくさせられてしまう。

デイジーによって、運命の歯車が狂いだしたのか?

はたまた、狂っていた歯車を戻すための鍵がデイジーだったのか?

一体どちらなのでしょうね…。

 

ジョンにとって犬は、最愛の妻のヘレンの忘れ形見でもありました。

私は、デイジーと触れ合う中でジョンの悲しみが少し癒されたのも事実だと思うのです。

いつの間にか、ジョンにとって、犬はヘレンの代わりというだけでなく生きる希望になっていたと思えるのですよね。

だからこそ、デイジーの命が奪われたとき

「生きる希望を奪われた」

と怒り狂ったのです。

例え、犯人がそれほどの想いがあるとは知らなかったとはいえ。

デイジーを奪った組織の息子。

結果的に息子とその父親(組織のボス)だけでなく、組織ごと丸つぶししたジョンの執念と怒り。

『犬好きかどうか?』という論点どころではない!

と感じるくらい、すさまじいものでした。

逆を言えば、デイジーはジョンにとって、それほどまでに大切な存在になっていた。

希望であり、生きることへの鍵。

だったのかもしれませんね。




ジョンウィックの犬、2匹目はピットブル。犬を盗む?本当は救った?

ジョンウィックは犬を盗んだの?

問題にならないの?

と驚かれた人もいるのではないでしょうか。

確かに、1話の最後でジョンは動物病院から1匹の犬を連れてきてしまいます。

実はこのシーン。

ジョンは犬を助けたともとれるのです。

犬のケージにはカルテのようなものが貼ってあります。

口頭や字幕で説明はないのですが、よく見ると、

『TO BE PUT DOWN

とスタンプされているのです。

TO BE PUT DOWN=殺処分決定

ジョンが「もう大丈夫だ」と言った理由もこれでわかりますね。

相当な傷を負ってふらふらになっていたジョンに正常な判断力などなかったのかもしれません。

ピットブルの切ない鳴き声に何かが反応したのでしょう。

私には、ジョンが

「殺処分が決まった犬とデイジーを失った自分」を重ね合わせたように感じました。

どちらも、生きる希望が見えない2つの命。

ジョンは犬を助けることで、自分の救い(生きる希望)を取り戻したかったのかもしれません。

 

…まぁ、警察とも明らかにツーカーなジョン。

足がついたところで何の沙汰もなさそうではありますが(^^;)




ジョンウィック2匹目の犬はピットブル!ジョンウィック3『パラベラム』で犬はどうなる?

ジョンウィック3「パラベラム」で犬はどうなるのか?

ピットブルは一旦、NYコンチネンタルホテルのコンシェルジュに預けられます。

その後、ジョンウィック4であるコンセクエンスではジョンを助けたキングの手に渡ります。

ラストまで、そのままキングが面倒を見ています。

そして、ジョンウィック、パラベラムでは新たな犬種の犬が登場します!

パラベラムで登場するのはシェパード!

といっても、ジョンのパートナーではありませんが。

パラベラム以降では犬たちにもアクションシーンがあるんです!

ジョン・ウィックとの過去の因縁を持つ謎の女・ソフィアを演じたベリーは「犬とのアクションシーンはとてもよかった。ここまで迫力ある犬のアクションは見たことないですし、とても革新的な試みだった」と、見どころを紹介。引用元;映画.com

ジョンが現れるところに銃撃戦あり。パラベラムでも

例外はありません。

犬たちがどうなるのか気になりますよね。

簡単なあらすじと共にジョンウィック3の犬についても解説します。

膨大な数の暗殺者たちに狙われることになったジョン。

ジョンはかつて血の誓印を交わした『ソフィア』に助けを求めモロッコへ旅立ちます。

 

ジョンウィック3でジョンは、血の誓約を交わしていたサンティーノの依頼で、難しい任務を引き受けざるを得なくなりましたね。

任務を遂行したものの、口封じのために依頼した本人サンティーノから狙われます。

黙ってやられるジョンではありません。

裏社会には「コンチネンタルホテル内では殺しをしてはいけない」という掟があります。

負けそうになったサンティーノはズル賢くもコンチネンタルホテルに逃げ込みます。

その掟を盾にとろうとしたサンティーノ。

ジョン相手にタカを括ろうとしていましたが、あっさりジョンに返り討ちにされてしまいます。

そこからがメインテーマ。

ジョンウィック『パラベラム』では、裏社会での掟をやぶったジョンにたくさんの刺客が送り込まれます。

「主席連合」という裏社会の取り締まり役でもある組織から追われる身になります。

主席連合はジョンに1,400万ドル(約15億円)の賞金を懸けます。

膨大な数の暗殺者たちがジョンを狙いにきます。

ジョンは生き残るために『血の誓印』を交わした『ソフィア』の協力を得ようとモロッコへ旅立ちます。

ソフィアはカサブランカのモロッココンチネンタルホテルで支配人をしています。

カサブランカのコンチネンタルホテルの前支配人は組織のトップと繋がりがあると聞いたジョン。

血の誓約をつかって前支配人を紹介してほしいと、ソフィアに迫ります。

一度は断ったものの「血の誓約」は絶対。

ソフィアは二頭の愛犬と共に、仕方なくジョンを前支配人のところに案内します。

前支配人とも会え、情報を聞き出したジョンとソフィア。

しかし、全支配人は無類の犬好きなのか『組織のトップに会える方法を教えた見返りに犬を一頭よこせ』と言い出します!

 

いやいや!ちょっと待って!?

ソフィアにしてみたら何の関係もないんですけど?

 

見返りをジョンに求めるならともかく。

いくら血の誓約が繋がっている相手とはいえ、ソフィアにしたら完全にとばっちり。

と思うのは私だけでしょうか?

もちろん、そんなことは出来ないと答えるソフィア。

すると、前支配人はこともあろうに

『手に入らないなら、こうしてやる!』

と言わんばかりに、いきなり犬を銃で撃つんです。

当然、愛犬を撃たれたソフィアが黙っているはずはなく。

ジョンの制止など丸無視して、前支配人を撃ち殺します。

それにより『ジョンとソフィア』対『前支配人一派』で銃撃戦が始まっていくのです。

 

いやぁ、もう、私は、呆れて開いた口がふさがりませんでした…。

手に入らないなら壊してしまえ!って、駄々っ子か!?

例え、前支配人からソフィアへの牽制であるとしてもです。

そんなんを忠誠と言うのか?

と思わずにはいられません。

1話でもそうでしたが、犬が気の毒。

ジョンウィック3『パラベラム』でも、巻き込まれた犬たちの行方が気になりますよね。

安心してください!

シェパードは2匹とも生きています!

(もちろん、ピットブルも)

シェパード達は防弾チョッキを着ていたので、命に別状はなかったんです。

『忠誠の意味をわかってほしかった』

と言う、前支配人の言葉から命を奪う気はなかったのかもしれません。

ソフィアの身体能力もすごかったですが、驚くべきはこのシェパードたち。

シェパード達もまさかの戦闘要員として訓練された犬だったんです。

私は、パラベラムでは犬の立ち位置も少し変化しているように感じました。

生きる希望という受け身な存在から、共に戦う象徴として登場しているように思えます。

もしかしたら、ジョンの変化になぞらえているのかもしれませんよね。

 

人間+犬のアクションシーン。

ハラハラしっぱなしでした。

犬たちをも巻き込んで進むアクション大乱闘。

ますます、ヒートアップしていく物語。

『見どころ』ととらえるか『目も当てられない大惨事』ととるか…

どんな結末へと進んでいくのでしょうか。

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