ジョンウィックでジョンは死亡してるのか生きてるのか曖昧なラストでした。
ジョンウィック4・コンセクエンスのラストで倒れてしまったジョン。
どうなったのか、理由も考察しています。
エンドロール後に隠されたラストシーンも…
ジョンウィック4で死亡?ジョンは生きてる?
ジョンウィック4(コンセクエンス)をネタバレで解説していきます!
ジョンウィック4は大きな疑問があるんです!
主人公のジョンは死亡したのか?生きているのか?という疑問です。
そこで、ラストシーン、それまでの流れ、そしてキャストの言動などから考察してみました。
『ジョンウィック4』ジョンは死亡している?
ジョンウィック4のラスト、ジョンは死亡していた。
というのが、ラストシーンをみた人の一番オーソドックスな感想かもしれませんね。
ジョンウィック4(コンセクエンス)のラストに向かって、ジョンはグラモン侯爵の策略でケインと銃撃戦になります。
その後、グラモン侯爵を倒したことでジョンもケインも自由を手に入れます。
しかし、ジョンは疲れ切ったように階段に座り、倒れてしまいます。
次のシーンへと入れ替わり、墓石が映し出されます。
ウィンストンとバワリー・キングが見つめる墓石が二つ。
「ジョンウィック」と「ヘレンウィック」の名前が刻まれています。
ヘレンウィックはジョンの亡くなった妻です。
このシーンまでの流れをみたら、ジョンは死亡したとも考えられますね。
ケインとの戦いで致命傷を負ったジョン。
ギリギリまで踏ん張ったけれど力尽きてしまった。
ようやく、ゆっくり眠れたんだな。
ジョンは愛犬と妻と幸せに過ごす夢をみながら眠れただろうか。
そんな考えが頭をよぎりました。
ウィストン達に悼まれて(いたまれて)いるようなラストにも思えました。
しかし!そうとは限らないんです!!
もう1つ、私が注目したのは続編です。
これは、あくまで私独自の視点からの考察です。
ジョンウィックは過去にスピンオフ作品がでています。
2024年には、もう1つのジョンウィックのスピンオフ作品『バレリーナ』の公開も決まっています。
撮影に入っていますので、確実路線ですね。
もう、ジョンの未来の話は描かれていない。
ジョンの物語は終わり=ジョンの死亡とも考えられそうですよね。
けれど、私は、ここで「ん?」と思ったんです。
ジョンが亡くなったという直接的なシーンはないんです。
物語が枝分かれしたとて、死亡したとは限らない。
はたして、ジョンは生きてるのでしょうか?
『ジョンウィック4』ジョンは生きてる?
ジョンウィック4のラスト、ジョンは生きてる。
その視点で考察してみました。
一番の理由は、直接的な死亡シーンがないこと。
過去のジョンウィックシリーズで、あれだけ致命傷を負いまくっても生きていたジョン。
今回、そう簡単にあっけなく終わる?
という疑問が残ります。
それなりの治療コネクションもありますからね。
ジョンは、本当は穏やかな生活を望んでいました。
追われることも、誰かを追うこともしたくなかったのに、無理やり戻らされてしまったのがこれまでの流れでした。
同じことがまた起こる可能性は大いにあります。
残っている親しい友人たちは、皆、ジョンが戻ってくることを望んでなどいなかったように感じていました。
ジョンはケインや侯爵との決着の際に、派手に戦いの後を残しています。
主席連合は約束を守るでしょうが、自己利益で動くのが下っ端です。
同じことが起これば、安息の未来は永遠にやってはこないでしょう。
致命傷を負ったことはどこからか伝わりそうなもの。
ジョンやウィンストン達はそれを逆手にとったのではないでしょうか?
チャンスとばかりに総出で生存を隠ぺいしても不思議はありません。
死亡したふりをしただけでジョンは生きてる。
そう考えるに十分な可能性が残されていると思いませんか?
ジョンウィック4でジョンの死亡はキアヌリーブスの提案。
ジョンウィック4の公開時、こんなインタビュー記事が取り上げられました。
本作の撮影後に消耗したキアヌは次回作が製作されないように完全にキャラクターを殺してほしいと頼み込んでいたそうだ。引用元:vogue
ジョンウィック4でジョンが死亡したように見せたのは、キアヌの希望でもあったんですね。
撮影した後、キアヌはすごく消耗し、肉体的にも精神的にも追い詰められていた
最後にはいつも『もう二度とできない』と口にするようになって、僕らも彼の言葉に納得した。 引用元:コライダー/プロデューサー、ベイジル・イヴァニクのインタビュー記事
ジョンウィックシリーズはどれもハードなアクションシーンばかりです。
これだけ人気のシリーズともなるとハードルは上がっていきます。
生真面目で聖人と称されるくらい誠実なキアヌリーブスです。
本人の消耗も相当なものだったのでしょうね。
私は『そういえば、ちょうど中間で公開されたマトリックス4(リザレクション)でも、キアヌも疲れ切っているように見えたなぁ』なんて思い出してしまいました。
役柄か?と思ってもいたけれど。
Hard to Hard
とくにジョンウィックは見る者の息もつかせぬ緊迫感の連続。
ガンアクションとはいえ、相当にハードです。
次から次へと、全てに全力のアクションで臨んだのであれば、全力を尽くしきったキアヌ・リーブスが
『この映画の最後で完全に(ジョン役を)殺してくれ』
と言いたいくらい、フラフラだったとしても不思議はありません。
(むしろ、あそこまで動ける60歳ってすごいですけど)
そんなキアヌの希望に対してプロデューサーの出した答えは?
キアヌからの要望に対し、イヴァニクがどう答えたかというと……「10%くらい可能性を残しておこうかな」引用元:vogue
きついわぁ…。
これだけ人気のシリーズです。
続編への期待や可能性の余韻を残したいと思うのも無理はありませんけどね。
ジョンウィック4で死亡?完結が曖昧な理由。
ジョンが
死亡したのか、生きてるか、完結が曖昧なままだったのには理由がありました。
はっきりしてない理由、それは、意図的に選ばれた結末だからなんです!
実は、ジョンウィック4には 結末が2つ 存在していたんです!
ラストシーンが2つ!?
どういうこと?
劇場公開版のエンディングは「キアヌと私が望んだバージョン」。しかし、ジョンが全く違う運命を辿る別エンディングも同時に撮影されていたという。「ジョンが最後に登場するバージョンも獲りました。彼が生きていることがハッキリとわかるものです」
しかしながら、そのエンディングはテスト試写の反応を受け、現在のエンディングと差し替えられてしまった。「観客は(ジョンの生死が)曖昧なエンディングを望んでいました」とスタエルスキ監督は明かしている。引用元:シネマトゥデイ
ジョンウィック4のラストは、「ジョンがハッキリ生きているシーンで終わるもの」「死亡したのか曖昧なままのエンディング」の2パターンが実際に用意されていたんですね。
しかも、現在のエンディングに差し替えたということは!
最初、ラストシーンでジョンが生きていることがはっきりわかる。ということでもあります。
プロデューサーや、物語の流れでは「ジョンが生きてる」というエンディング線が濃厚だったのでしょうね。
最終的な決め手は、試写会で両方みた人の反応と言うことではありますが。
一旦、長い闘いの区切りと考えて見ました。
確かに、キアヌたちの体力やモチベーションもあるでしょう。
しかし、希望を持たせつつ、曖昧な消え方の方が、ジョンウィックらしいように私も感じます。
「ジョンが死亡したように見せてるが生死は曖昧なもの」
これがキアヌや監督の望みにも近く、試写側でも望んだ人が多かった結末でした。
曖昧なエンディングにすることで、すべての人の望みに沿うことになったんですね。
とはいえ、個人的には、
ジョンが生きている
もう一つの結末も観たかった!
生きているとしたら、どんなラストになるだろうか?
もう1つの結末をイメージしてみました。
愛する妻を想い、幸せな思い出と生きていく。
愛犬と暮らしているかもしれない。
少し寂しい気もするけれど、愛を傾けられる存在と共に、穏やかな余生を送るジョン。
そんなイメージではないでしょうか?
ジョンが生きていたら?
あなたはどんなラストを想像しますか?
どこまでも広がりを見せて、目が離せないジョンウィック。
ジョンウィックシリーズは単話完結のようでいて、復讐とか使命とか持ち越し要素がちりばめられています。
今後もどこかで、ジョンのその後が登場するかもしれない!
と期待したいですよね。
最新情報(2024.5)
ジョンウィック5より前にリリースが決まったスピンオフ作品。
↓「バレリーナ」のまとめ記事はこちら↓
ジョンウィック作品の最新作!
新しい魅力が詰まっています!
ジョンやウィンストン、そして「あの人」も登場します!
コメント
ラストシーンの墓碑銘はあれで正しいのですかね?
ヘレンの方にLOVING WIFEと書かれジョンウィックの方にLOVING HUSBANDと書かれています。
逆が正しいのではと思うのですが違うのですかね?でもこんなミスをするわけないし。
ここがすごく気になってしまったのです。ググっても出てこないし…
コメントありがとうございます!
私も字幕でチェックしてみました!すると【LOVING HUSBAND=妻を愛した夫】【LOVING WIFE=夫を愛した妻】と訳されていました。
また、LOVING HUSBANDは直訳だと愛する夫になります。
妻から見て愛する夫という意味でジョンの方にhusbandと書かれていて、ヘレンの方は夫からみて「愛する妻」という意味でwifeと書かれているのだと思います。
確かに、お墓を建てたのが「当事者」の視点だと逆なんじゃない?と思いますよね~!
私はこの第3者的な視点で墓石の文字が書かれているところが、余計に切ない…と感じてしまいました。
ジョンは生きていると思います。
キングが生前墓を作った話をしていましたよね。
復讐を果たしてくれた礼に生前墓を作ったと考えています。
コメントありがとうございます。
なるほど、生前墓ですか!
伏線としたらあるかもしれませんね!
そのあたりは全く意識になく…。
色々な線を考えつつ、改めて観てみたくなりました(^^)
ジョンは多分生きてますね。
前作のパラベラムの冒頭シーンで闇医者のドクがジョンに撃たせた位置と今回の決闘でジョンが撃たれた位置が同じです。
闇医者のドクはジョンを助けたことを偽装するためにあえて撃たれたこととジョンは死を偽装している(仮)は繋がりがあるように思えます。