私の幸せな結婚は完結する？映画は不評？顎木あくみさんの年齢やロケ地も解析！

私の幸せな結婚の完結はどうなるのか？

顎木あくみ（あぎとぎあくみ）さん原作。

和製ファンタジーストーリー、シンデレラストーリーとして人気の高い人気小説（漫画）

「わたしの幸せな結婚」は上映期間も長くヒットした反面、

公開前に劇場版が不評と言われた理由、原作小説の結末、劇場版のロケ地などを考察、まとめました。

私の幸せな結婚は完結した？映画は不評？小説の結末やネタバレを含めた感想。劇場版、原作の最終巻はどうなる？

劇場公開された『わたしの幸せな結婚』。

原作小説は、現在、１～６巻で富士見L文庫にて刊行しています。

劇場版では、鶴木新が出てきています。

原作にはないオリジナルキャストも加わってますね。

３～６巻が甘水編として一つの構成になっているので、

メインは小説版の２巻までの各章、数話分をまとめて、

更にオリジナルなラスト、完結。

という形に仕上げているのではないかなと予想しています。

想いが通じ合ったかと思えば、

不器用な二人の行き違いでモヤッとしたり、

妹からの身勝手な邪魔が入ってみたり、

異能をめぐって別の家門が絡むなど、

数々の試練はありますが、

二人が心を寄せ合っていく暖かなシーンも見受けられます。

劇場版のタイトル通り、

寂しさからではなく愛しさから紡がれる

二人の絆の物語を見せてほしいなと願っています。

①私の幸せな結婚は完結する？映画原作の小説は完結間近！？

原作小説では、甘水編が６巻で一段落しました。

７巻は幸せいっぱいの刊になると、作者さん自ら６巻のあとがきに書かれていました。

いろんな事件に巻き込まれ翻弄された二人です。

ようやく幸せな展開がみられると楽しみでした。

もちろん、想像通り、結婚式の展開なのですが、

ここでも、ひと山あります！！

『また、すんなりいかんのかい！！』

とハラハラしながらも

『ああ、よかった…』と胸をなでおろす展開にほっとしました。

今回、私が一番うれしかった展開がやってきていました！

それは、妹の香耶と、かつての支えであった幼馴染。

ここで、こう出てくるのかぁぁ！

と驚きました。

この二人との間に残っていた痛い想い。

少し昇華されたように感じて嬉しくなりました。

特に、結婚した美世に届いた妹の香耶からの手紙。

香耶は淡々と変わらないようにもとれますが、

私は、その手紙を書いている香耶を想像した時、どことなく歩み寄りを感じました。

美世だけでなく香耶にも物語があるのだと感じました。

完全解決にも、なかったことにも出来ない辛さはある。

けれど、そこで止まらず成長していけるのが人間なのだなと感じました。

本当に大きな山をこえてハッピー！といった感じです。

大きなひと段落ではありますが、

全７巻完結というわけでなく続刊していくようです。

これは、楽しみですよね！

いろんな事件に巻き込まれながら、お互いを思いやり、たくましく成長した美世達。

これから、どんな展開に進んでいくのか楽しみですね！

 

②劇場版はどうなる？【以下には映画のネタバレ部分が含まれます】

映画のラストは黒幕の存在を匂わせる言葉で消えていきます。

これは、原作を読んでいると『あいつか！？』

と思ったのですが。

周囲を美世を良いように翻弄しているようにしか見えない

人の知覚をゆがませる強い異能者のあいつです。

原作同様、清霞が美世をド派手に助る斎森家のシーンもありますが、

もう一つの見せ場？でもある『災い』病の感染。

感染が広がる中、命がけで戦いになっていきます。

清霞は盾となるべく、結界をはりますが、その中では異能が使えない。

仲間が一人二人と失われていく絶望感と悔しさがにじみ出ます。

もうだめかと思いますが、

駆け付けた美世の異能で解決を迎えます。

ちゃんと、皆生き返り、『災い』の病も消えていき

清霞と美世も笑顔の結末を迎えます。

 

ここまで、映画を中心に書きてみましたが、少しブレイクタイム！

長編ながら、しっかりとしたコンセプトで書き進められている作者はどんな方なのでしょうか？

知りたいと思いませんか？

次の章では、作者の『顎木あくみ』さんにせまります！！

私の幸せな結婚は完結する？原作者、顎木あくみさんの年齢はいくつ？出身校、プロフィールも徹底解析！

小説やWEB小説などを精力的に執筆されている、顎木（あぎとぎ）先生。

年齢が、おいくつなのか気になりますね。

公式には5月２日生まれということ以外の公表されていませんが！

ヒントになるインタビュー情報から逆算してみました！

　『わたしの幸せな結婚』を書くにあたって直接影響を受けているなと思ったのは、中学の時に読んでいた荻原規子さんの『RDG レッドデータガール』や、香月日輪さんの『妖怪アパートの幽雅な日常』です　　（引用元：https://book.asahi.com/article/14389283）

・RDG レッドデータガール（アールディージー レッドデータガール）は、荻原規子による日本のファンタジー小説シリーズ。2008年7月～2012年11月まで全6巻が角川書店から刊行

・『妖怪アパートの幽雅な日常』は、2008年から文庫版シリーズが刊行（引用元：Wikiped）

2008年～2012年の刊行されている小説を中学生（13～15歳）の時に読まれています。2023年現在、24～30歳前後である可能性が高いです。Twitterを拝見したとき、お若そうにも感じました。（自分の歳を基準にしての感覚ですが）それもそのはずです！！

まだまだ、お若いといって良い世代かと思います！

これからもいろいろな作品で楽しませてくれそうですね！

楽しみにしています！！

先日、母校のwikiの出身者の項目に私の名前が載っているのを偶然見つけてしまい恐れ多すぎて逆に笑ってしまった😂
入れていただけてうれしいけど正直見劣りしすぎる……笑

引用元：著者Twitter（— 顎木あくみ (@akm_ag) January 12, 2022）

顎木 あくみ（あぎとぎ あくみ）は、日本の小説家である。長野県出身・在住

引用元：Wikiped

なんと、出身高校は松本深志高校なんですね！

第4通学区の公立高校ではトップランクの高校です。

ドラマや映画のロケ地として使われたこともある高校です。

お医者さんになる方や著名な方も多く卒業されている高校です。

あの草間彌生さんも卒業生として有名。

すっごっ！！

小説を書くときはアイディアだけで書けるようなものではないと思っています。

必要な情報を集め、練り上げていく作業は地味に大変で頭を使うものでもあると思います。

頭を使い慣れてないと、途中で嫌になってしまいそう。

深志高校を卒業されていると聞いて、納得ですね。

私の幸せな結婚は完結する？映画が不評？ひどいと言われた理由３選！主演の目黒蓮と今田美桜、小説や漫画からみる考察

小説版から漫画、そして映画化・・・と

和製シンデレラとして話題の『わたしの幸せな結婚』の劇場版が間もなく公開になります。

顎木あくみさん原作の小説を、

主演は目黒蓮さん、今田美桜さん

監督は「コーヒーが冷めないうちに」の

塚原あゆ子さんで織り上げた劇場版です。

まだ、開演前の予告や制作発表の段階から

不評説が出ていたのですが、その理由は

◎わたしの幸せな結婚の実写化、ミスキャスト説

◎主演が男女逆転説

◎世界観が壊れる！無理がある！説

ということのようです。

不評理由①わたしの幸せな結婚の実写化でミスキャスト説

原作から抱くイメージとして、

主人公とされている久堂清霞は、

線の細そうな繊細な美形のイメージです。

優男ともいえるような顔。（顔の作りのイメージですよ！あくまで・笑）

斎森美世は薄幸そうで、こちらも線が細く、

儚いという言葉がぴったりくるような、

小さくそっと咲いてる白い花のようなイメージ。

久堂清霞（くどうきよか）役で主演の目黒さんは、

繊細なというよりは無骨できっぱりとしたお顔立ち、

優男というよりは武士という方がしっくりくるような

（個人の勝手なイメージです）雰囲気に思えました。

はたまた、バラエティー等では

ちょっと照れ屋で無邪気そうな一面が

見られるときもありますが、

物静か…というイメージはあまりなかったですね。

斎森美世役の今田さんは、

ジャンボ宝くじのCMで、冷静なツッコミをいれる、

ギャルの次女役など元気印満点なイメージ。

そのどちらもが原作と結び付かなかったのが所以でしょう。

発表段階で、かなり困惑評も集まったようですが、

そこはさすがの俳優・女優さん！！

予告など、表に出る情報が増えてくるほどに、

視聴側の心も変化をしているようです。

最初の頃より、違和感はなく、

また映像完成度高さも評判になってきてますね！

見ているうちに、

二人の空気感や眼差しの綺麗さに惹きこまれていきます。

映画以外のその後のイメージまで変わってくるから

俳優さん女優さんの演技力ってすごい。

不評理由②劇場版と小説版での主役の逆転説。

劇場版の予告では、清霞、美世、両方の語り口で始まりますが、

美世を取り戻しにいくシーンやストーリーの流れからみると

どうやら男性（清霞）目線で描かれていそうです。

その為、感情移入がしにくそうと思われたのでは？と考察します。

原作やコミックでは基本的に

美世が過去の不幸や自身の自信のなさを乗り越えて、

幸せになっていく過程を女性側の視点で

描かれていることが多いため、

余計にギャップを感じてしまっても不思議はありませんね。

不評理由③わたしの幸せな結婚は劇場版は世界観に無理がある説

今回の物語は、異能というキーワードがあります。

派手な爆発シーンや異能の使い手としての

外せないCGでの表現も多いため、

ラブストーリーとしてみるか

アクション的な要素をみるか、

ファンタジーとしてみるかなど、

受け手の視点がどこに行くかで

イメージのズレを感じやすいのかもと思いました。

いずれにせよ、見ている側としては

どこで一番共感が強く起こるのか、

多彩な世界観をどこにまとめていくのかも

見どころの一つだと思いました。

私の幸せな結婚の完結は？映画は不評？映画のロケ地とあらすじ

ロケ地

京都府舞鶴　東郷邸　（清霞の邸宅の居間のシーン）
滋賀県東近江市　藤井彦四郎邸　（清霞の邸宅の台所シーン）
三重県桑名市　六華苑　（燃え盛るバトルアクションシーン）
京都府舞鶴　舞鶴赤れんがパーク（異形の反乱、アクションシーン）

あらすじ

顎木あくみによる大ヒット和風ファンタジー小説を、映画単独初主演となる「Snow Man」の目黒蓮と映画版「東京リベンジャーズ」の今田美桜共演で映画化。

明治・大正期を思わせる架空の時代。ある宿命を持つ家系に生まれた斎森美世は実母を早くに亡くし、継母と義妹に虐げられながら暮らしていた。そんなある日、彼女は名家の当主である久堂清霞のもとへ嫁入りを命じられる。類まれな美貌を持つ清霞は冷酷で無慈悲な性格で知られ、これまでにも多くの婚約者候補が逃げ出したと噂されていた。美世も初対面ではつらく当たられるが、辛抱強く接するうちに彼が評判通りの人物ではないことに気づき、2人は次第に心を通わせていく。

「コーヒーが冷めないうちに」の塚原あゆ子が監督を務め、「陽だまりの彼女」の菅野友恵が脚本を担当。

引用元：映画.COM

監督自ら、アクションやCGに精通しているわけではなく、

ラブストーリーや人間ドラマを

どこまで切り取れるかで勝負したと語っているように、

ただのシンデレラストーリーではありません。

愛されるから自信になるのではなく、

美世自身が自分も相手も信じ認める強さを育んでいくし、

孤高故に人を必要としなかった清霞が、

誰かと一緒に生きることを受け入れ強くなると理解していく。

その過程で、それぞれの生い立ちにとらわれない、

変化や成長を感じ取れる映画になっていますね。

映画では一部を切り取りながらまとまった構成になっていますが

小説版も紆余曲折。

親だけでなく、別筋からも

美世を手に入れようとする様々な思惑が

絆で結ばれた二人を翻弄していきます。

大切にしたいからこそ、付けてしまう傷や過ち。

活字のこちら側でハラハラして思わず止めに入りたくなるシーンも。

誰が真実でどこが偽りなのか・・・

早く平和に幸せに終わってくれ～！

と、叫びたくなりませんか？笑

わたしの幸せな結婚は完結した？映画は不評？キャスト一覧と、役柄を相関図でチェック！

作中の主要キャスト（相関として原作からのネタバレも入ります）

◎久堂清霞（くどうきよか）役：目黒蓮（SnowMan）
◎斎森美世（さいもりみよ）：今田美桜
◎斎森香耶（さいもりかや。美世の妹）：高石あかり
◎辰石幸次（たついしこうじ。美世と互いに想い人だったが香耶の婚約者に）：小越勇輝
◎斎森真一（さいもりしんいち。美世の実の父であり斎森家当：高橋努
◎斎森香乃子（さいもりかのこ。美世の継母で香耶の実母）：山口紗耶加
◎帝（帝都の最高権力者であり未来予知ができる）：石橋蓮司
◎堯人（たかいひと。帝の子で未来予知ができる）：大西流星（なにわ男子）
◎ゆり江（清霞の身の回りの世話をしていて心優しさをにじませている）：山本未來
◎鶴木新（つるきあらた。原作では交渉役として清霞の元に派遣される貿易商の息子、美世の従兄）：渡邊圭祐

原作：顎木あくみ（あぎとぎあくみ）さん
監督：塚原あゆ子（「コーヒーが冷めないうちに」でも監督をつとめる）
脚本：菅野友恵（「浅田家！」で第44回日本アカデミー賞　優秀脚本賞受賞）

ドラマ、サイレントでも爆発的な感動を届けてくれたことでも注目を浴び、コミカルで振り切った演技や繊細な演技など、色々な表情を見せてくれる、SnowManの目黒蓮さん主演。

私はジャニーズってあんまり興味なかったんですが（多すぎて、見分けつかない）
目黒さんは無骨そうな中に優しさを隠し持っているような表情と演技のシーンに目を奪われたので覚えました（笑）

 

私の幸せな結婚は完結する？映画は不評？実写化への感想まとめ

劇場版の公開は2023年３月17日（金）～５月下旬目安で終了予定。※現在は、ほとんどの映画館で終了しています。※すべての上映館で、視覚障がい、聴覚障がいに対応したバリアフリー上映されていました。

実写化というのは、

①どれだけ忠実な世界観を表現できるか

②あえてのオリジナル世界観をどこまで表現し相手の懐に入り込むか

の２択的な制作要素があると思うのです。

賛否両論とはいえ、

原作の放つイメージが素晴らしければ素晴らしいほど、

最初は見慣れないなど不評が囁かれますが、

映画として、観終わったときに、

その役者さんの演技に魅入り、

原作との違いや立場を超えたストーリーの感動を感じられたら、

新たな世界観への素晴らしさにつながると思います。

何より監督さんや、俳優、女優さんの

演技力を目の当たりにできる

素晴らしい機会として楽しみでもあるのです。

漫画や小説で出来上がった

自分の中の世界観が強ければ強いほど、

ギャップに反応してしまうのだから、

実写化というのは難しい反面、

そこに醍醐味や面白さも感じられると思っています。