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魔女の香水はどんな映画?黒木瞳主演。主題歌は映画初出演の川崎鷹也。

あったか映画
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魔女の香水はどんな映画なのか?

黒木瞳さん桜井日奈子さんが演じた女性像。

映画初出演となる川崎鷹也さんの主題歌秘話。

魔女の香水の世界をまるごと考察しました!



魔女の香水はどんな映画?黒木瞳さん主演。映画の内容やあらすじから考察!

人は絶対輝ける!すべての女性を応援する。

私は、そんなテーマが込められているように感じました。

0.2秒の魔法を知っていますか?

実は、人間に備わっている五感の中で

嗅覚」だけが、唯一、直接脳の器官に情報が伝わるんです!

香りは思い出を呼び覚ます。

香りを使って魔女がかけた魔法で、

登場人物の花がそれぞれ開いていきます!

【あらすじ】

バンケットホールで働く派遣社員の若林恵麻(桜井日奈子)。高卒の彼女は、いつか正社員になって一流の仕事を与えられることを目標に頑張っていたが、上司のセクハラ行為を抗議して職を失う。

自暴自棄になった恵麻は夜の街のスカウトマンに連れられ、“魔女さん”と呼ばれる弥生の店を手伝うことになり、ある日、金木犀の香り漂う男性・横山蓮(平岡祐太)と出会う。

弥生に授けられた言葉と香りによって自分の人生を切り開くのは自分自身だと気づかされた恵麻は、天職を探し求めるように香料会社で働き始める。

すっかり香りの世界に魅了された恵麻は、営業先で蓮と再会する。魔女の香水“Parfum de prieres(パッファンドプリエール)”の力に後押しされるように未来を切り開いていく。

引用元:moviewalkerより抜粋

黒木瞳さん、白のウィッグで登場。

年齢不詳な美しさは、まさに魔女。

それ以上に、私が魔女っぽいと感じたのは。

香りと言葉の力で、悩み立ち止まる女性に力を与えていく姿。

職を失い、自信もないまま

自暴自棄になったエマ(桜井日奈子)。

魔女さんと呼ばれる美しい白髪の女性、

弥生(黒木瞳)と出会います。

弥生は目の前に来た人の状況を読みとり、

必要な香りと言葉を差し出すんです!

 

香りを嗅ぐ、その一瞬。

全ての音が止まります。

香りを吸い込む音だけが響き…。

私は、その『無音の世界』の表現の素晴らしさに感動してしまいました。

香りがその人に必要な記憶や希望を描かせている。

と、観ている側も同時に感じられる見事な描写です!

 

価値なんてね、付けられるより、

付ける立場になりなさい。

映画「魔女の香水」のセリフより一部抜粋

自分にも価値があるのか知りたい。

自分の足で立てる人になりたい。

真剣な瞳で話すエマに、弥生が言った一言。

私は、単に『上司になれ、人の上に立て』という意味ではないように感じました。

人から価値を付けられるのではなく、

自分の価値は自分が決められるようになりなさい。

そう、伝えたいのだと感じました。

私にとっては、主人公のシンデレラストーリーのワクワクよりも衝撃。

この言葉こそが、全ての人に届いてほしいメッセージのように感じました。



魔女の香水はどんな映画?主題歌は川崎鷹也!「オレンジ」に込めた思い。映画初出演の感想は?

監督からのリクエストは『河原から見たエマの曲』。主題歌を担当されたのは川崎鷹也さん!2020年に、TikTokの「魔法の絨毯」で知られることとなった川崎さん。【魔女の香水】が映画初出演です川崎さんは、エマの同僚「河原優也」役河原は、エマの仕事の実務を支える要の存在。ちょっとチャラめだけど素敵なお兄さんといった役どころ。初めてとは思えないくらい堂々と楽しそうに演じられているように感じました!

「『魔女の香水』のいちばんの見どころは、やっぱり恵麻の成長だと思います。映画の終わりに向けて成長していくわけですけど、でも彼女は最初から向上心がある子なんですよ。真っすぐで、自分に嘘はつきたくなくて、ひたむきで頑固で。ただ、最初は頑張り方を知らないんですよね。その彼女が、自分自身の表現の仕方と周囲との戦い方を覚えて、ゴールに向けて成長していくところを見てほしいですね。

また、その恵麻を河原が、いい距離感で見守っているっていう構図も見どころ。ふたりの関係性みたいなものも、楽しんでいただけたらうれしいです。そして、「オレンジ」という楽曲は、河原から見た恵麻の曲なので、そこを理解して聴いていただけると、印象も変わってくると思います。“あのメガネの茶髪の東大卒(笑)は、こういうふうに恵麻のことを見ていたんだ”って考えながら聴いていただければ」 引用元:encoreインタビュー記事より抜粋

映画の世界観をふまえて書き下ろされた主題歌。

優しくてさわやかなラブソングです。

映画の中で、河原とエマの恋心について語られることはありませんでした。

絶妙な距離感で河原がエマを支えているところの関係性も良かった!

『うんうん!わかる!!』

頷きながら、ついキュンとしてしまいます。

陰に日向に、これからもエマを支えてくれるんだろうなって感じさせてくれます。

タイトルのオレンジは、金木犀の色のイメージ。

主題歌のオファーが先にきていて、流れで演技のオファーをいただきました。

監督や現場の空気を感じて書きたいと思ったのでギター片手に現場に入って、1時間くらいで書き上げました。

引用元:完成披露舞台挨拶より抜粋

てっきり、柑橘系のオレンジからとったのかと思ったら金木犀でした。

ふふ…実はこの【金木犀】。

物語の重要な香りの1つでもあります。

直接「金木犀」という言葉を使わないところが絶妙!

隠れた密かな想いや関係性に繋がるようなタイトルです!!

「オレンジ」は主題歌のオファーを受けて、

現場でそのまま、構想を練りながら作り上げたです。

目の前で曲が出来ていくのを見た桜井さん。

プロが音楽を作る過程を目の前で見て、相当驚かれていました。

ギター片手に1時間。

『出来た!!』って言われて、あんな素敵なメロディを聞かされたら。

桜井さんでなくとも驚きますね!!

河原になりきってエマを観ることで、心から湧き出た言葉とメロディでしょうか。

私には、ただただ純粋な【想い】が詰め込まれているように感じました。

軽やかなメロディを聞くたびに、エマの輝いていく様子が目に浮かぶようです!



魔女の香水はどんな映画?主演の黒木瞳さん、桜井日奈子さんが舞台挨拶で語られたこと。

白髪の70歳すぎの役と30代の役。

両方を演じた黒木さん。

香水の力で、生き方全てを変えてくれるような作品。 開記念舞台挨拶から抜粋

黒魔女と白魔女と言うのがあるので、白猫を出したらどうかと監督に相談。劇中に白猫が登場しています。

香りの力によって色んな人たちに幸せや可能性を差し上げられるのが魅力。

引用元:ORICON NEWS

開きが40歳の二役、こなせるものなんですねぇ。

お店の前で最初のきっかけを作った、白猫にも意味がもたされていたり。

細かいところまで、コンセプトが散りばめられている映画は深みを感じます。

 

香りの力によって色んな人たちに幸せや可能性を差し上げられるのが魅力。

ホント!その通りだと思います。

香りってとても強力な魔法です。

 

主人公のエマ役を務めた桜井さん。

黒木さんが演じていらっしゃった魔女さんはすごく背中を押してくれるセリフがある。その中でも『社会を憎んでも仕方ないのよ。変われるのは自分だけよ』というセリフ。すごく刺さりました」 完成披露舞台挨拶より抜粋

この言葉は、私の胸にもしみじみ刺さりました。

出来ないこと、ないことへの不満に目を向けていても何も変わらないんですよね。

周囲を変えようとするより、自分がどうありたいのか、どうなっていきたいのか。

私も自分を変える方が早いと思っています。

この映画は大切なことを教えてくれるメッセージがたくさん詰まっていますね。



魔女の香水はどんな映画?黒木瞳も絶賛の香水はどんな香り?100万のアンティークも登場!

魔女の香水にはモデルとなった香水専門店のお店がありました!

渋谷にあった【MARISOL】というお店。

70歳を超えていたが、店に立つ様子が美しく格好良かった。

彼女から聞いた話に心を揺さぶられ『いつか渋谷を舞台にこの女性の人生を映画化したい!』と思った。 魔女の香水パンフレットより抜粋

監督の心を揺さぶる香水店は実在していたのですね。

魔女の香水は、このお店の女主人の物語ではありませんが、

MARISOLにインスパイアされて生まれた映画

ご店主は、監督の心を強く揺さぶるような、凛とした素敵な女性だったのでしょうね。

チャンスがあれば、本物の香水店の空気を体験しに伺ってみたいです。

 

実在モデルは魔女だけじゃありません!

映画で使われた香水も実在しています。

販売もされているんですよ!

Parfum de prières(パルファンドプリエール)

Présage n°1【何事も楽しむ】

Présage n°2【相手の心を想像する】

他人の目を気にして焦る必要はありません。他人の気持ちを想像して行動することで人生が明るく輝きます

Présage n°3【無限の力】

どんな人にも無限の力があります。必ず天から授かった天職があります。何事にも本気で挑戦しましょう。

Présage n°4【恋愛は学び】

人を好きになることで感情や感性が豊かになります。恋愛は飛躍的に人を成長させる力があります。

Présage n°5【伝説を作れ】

圧倒的に驚くほど努力して伝説を作りましょう。人生は自分が作るストーリー。あなたが主役です。

Présage n°6【時代に革命を】

Présage n°7【目先の利益より未来の財産】

目先のことに捉われず長期的に物事を考え行動することが明るい未来に繋がります。

Présage n°8【ピンチはチャンス】

乗り越えられない壁は現れません。自分を信じて挑戦してください。ピンチはあなたを成長させます。

Présage n°9【愛する人のために】

引用元:魔女の香水映画パンフレット、https://358project.com/majo/

プロの調香師さんが

調香監修された本格派!

ストーリーでは、全部で9本の香水が存在します。

エマたちの運命をかえた香水として登場した6本が実際に販売されています。

使われている香りの一覧を見る限り、

入口は軽く爽やかで、

それぞれのテーマに沿って、瑞々しさや華やかさが花開き、

濃厚に閉じていく…ようなイメージです。

もう、物語への惹きこまれ感が半端ない!

香り好きの私は欲しくなりました!

どんな香りか、実際に試したくなりませんか?

 

製作統括の菅原さんがインタビューでお話しされていたのですが、

黒木さんも気に入って撮影から着けられているんですって。

 

香水ってコンセプトが素敵だと思いませんか?

願いや希望、色々な情景が込められている。

まるで、1本の物語。

人の想いや、もっと深いところの願いも表現されている。

ロマンチックです。

香水は素材によって再現性が難しいものもあります。

天然香料は特に、原材料の香りが微妙に変わってしまったりすることも。

どんなに人気でも廃番になってしまうことも多いんです。

今は販売されていないアンティークの香水は本当に貴重です!

映画のディスプレイで飾られているのは本物。

MARISOLさんからお借りしたもので、中には、1本、100万円する貴重なアンティークの香水もあったそうです。

スタッフさんが触らないでください!

と青くなっていて、

香りを嗅いでみたかった桜井さんは、少し残念そうでした。

私も同じ立場だったら、同じことを考えると思います。

スタッフさん管理の下で嗅がせてください!

ってお願いしちゃうだろうな(笑)



魔女の香水はどんな映画?黒木瞳主演、桜井日奈子。主題歌は本作初出演の川崎鷹也。感想とまとめ

舞台挨拶の時に監督が離された言葉が深く胸にしみました。

この映画で魔女さんが恵麻に伝えるメッセージはどんな方にも当てはまります。無限の可能性や才能は必ず皆さんの中にはあるはずなので、それを見つけて情熱を持って進めば道は必ず開けると信じています。そんな願いを本作に込めました。明日からの生きる力にしてほしいです。

公開記念舞台挨拶、監督の言葉から抜粋

私も公開早々見に行きました。

未来は明るいんだ!と、自然に力がわいてくるようでした。

自分の未来に希望が持てるような、勇気が出る映画です。

 

この映画のために、監督が書かれた小説も出版されてると知り、

映画が終わってすぐに小説を買いに走ってしまった私。

私は、もともとアロマも香水も、自分でブレンドして楽しむくらい好きなんです!

余計に、惹きこまれましたね

映画を観たら、あなたも、香りの魔法を体験できるかもしれません!

 

この映画は本当に優しくて前向き。

説教くさくもなくストレートに届きます。

香りに込められた物語の効果なのかもしれません。

観終わった後は、自分にできることを探したくなるんです!

自信がなくても、目の前のことに心が折れかけても大丈夫。

今の自分に可能性を感じられる

素敵な物語です!

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