インサイド・ヘッド2の興行収入がアナ雪を超えるのでは!?と、期待されています!
その理由は、公開前から予告動画の再生回数の多さ!
ディズニー&ピクサーの再生回数で比較検証してみました。
インサイド・ヘッド2/続編の興行収入は今年最高スタート!?
インサイドヘッド2の米公開が2024年6月14日にせまり、盛り上がりも最高潮です。
独占情報:ディズニー/ピクサーの『インサイド・ヘッド2』 が今朝公開され、情報筋によると、今年の国内興行収入で最高記録となることは間違いないとのこと。3日間で8000万~8500万ドルを記録し、『デューン Part2』(8250万ドル)や『ゴジラXコング:新帝国』(8000万ドル)をわずかに上回る。『インサイド・ヘッド2』は、ピクサーの定番である父の日の週末である6月14日~16日に公開される。
これは、昨年夏の『エレメンタル』(2,960万ドル)と2022年の『トイ・ストーリー』スピンオフ『ライトイヤー』(5,050万ドル)の公開週末に続く、ポストコロナ時代のピクサーにとっての大きなカムバックだ。引用元:米Deadline
インサイド・ヘッド2は、ライリーという10代の思春期の女の子の感情の移り変わりがテーマ。
そのため、10代の女の子や子供をもつ親にしてみれば、興味をひかれますよね。
2015年の1作品目「インサイドヘッド」は、世界興行収入8億5,880万ドル。
2024年6月公開の2作目はどこまで伸びていくのでしょうね!
14歳になったライリーに嫉妬や不安という新たな感情が加わった続編。
実は、4月にあったシネマコンで、インサイド・ヘッド2の冒頭の35分が公開されていました。
その際は、出展者に大きな笑いに包まれたのだとか。
思春期は難しい…とよく言われます。
子を持つ親、また、本人も、笑顔を取り戻せる温かな映画「インサイドヘッド2」。
日本で公開される8月ですが、すでに話題が沸騰。
待ち望んでいる人が大そうですよ!
日本での興行収入も、あの『名作』を超えてすごそうな予感です!
インサイド・ヘッド2/続編の興行収入はアナ雪を超える!?
インサイド・ヘッド2の興行収入がアナ雪を超えるのでは!?
と、期待されていた理由は、予告映像が公開されてから24時間での再生回数。
たった1日で再生回数が1億5700万回を突破したんです!
先日全世界で解禁されたUS版特報は24時間で再生回数1億5700万回を突破し、2019年公開の『アナと雪の女王2』を超えて、全てのピクサーとディズニー・アニメーション作品の史上最高の再生回数を記録! 引用元:Disney公式HP
アナ雪2の再生回数は1億1,640万回だったので、約4000万回も多いんです。
24時間ですよ?すごくないですか?
2023年12月公開のディズニー100周年記念作品。
『ウィッシュ』の再生回数は6,650万回でした。
億単位の数字を見た後だと、少なく見えちゃいますよね。
でも、ウィッシュの6,650万回って、少なくないんです!
実は2024年5月の時点では『アナ雪2』以後に製作公開されたディズニー映画のなかでは一番多い再生数でした。
それだけに、比べてみると、インサイドヘッド2への期待の大きさがわかりますね!
インサイド・ヘッド2/興行収入はアナ雪を超える!?爆死した理由?
盛り返しに期待大のインサイドヘッド2ですが。
Disneyピクサーは他にもいくつかの続編アニメーションの製作に乗り出していました。
2024年春に公開予定だった新作映画『星つなぎのエリオ』も延期を余儀なくされています。
理由は、ハリウッド俳優組合のストライキが原因。
予定していた作品の公開延期が相次ぐ事態になっていました。
コロナ渦での集客不足や、戦略ミス、更にはストライキ…
低迷期が続くの中、踏ん張りを聞かせてきたピクサー。
このアナ雪2を超える1億5700万回という再生回数は期待が高まりますよね!
インサイド・ヘッド2/興行収入はアナ雪超え!?急上昇の理由を考察
ここにきて急上昇の予感がするDisneyピクサーを考察しました。急上昇しそうな理由は経営方針替えと言えるのではないでしょうか。まずは、2024年6月現在、Disneyピクサーの予告再生回数を比較してみました。
『モアナと伝説の海2』に次いで予告編の再生回数が多い『インサイド・ヘッド2』は、8,000万ドル(約125億8,060万円)~8,500万ドル(約133億4,170万円)の興行収入が見込まれている。引用元:Branc
『モアナと伝説の海2』の予告再生回数がググっと伸びて、歴代1位。
『インサイド・ヘッド2』の予告再生回数は、現在2位。
アナ雪2の予告再生回数は、現在3位です。
つまり、過去の人気作品は、続編を望む人が多かった。
と言えそうですよね。
2016年のインタビューで、ピクサーの社長であるジム・モリスのコメントを見てみてください。
モリスは「ヒット作が出たらすぐに続編に取り掛かるスタジオがほとんどだけど、わたしたちのビジネスモデルはフィルムメイカーが中心なんだ。オリジナル版の監督に“さらに描きたい”というアイデアがない限り、わたしたちは続編を作ったりしない。続編の方が、オリジナル作品よりある意味難しいんだ。期待を裏切るわけにはいかないから」引用元:シネマトゥデイ
2020年以降はオリジナル作品になり、インサイドヘッドも続編は作られない予定だったんです。
そして、言葉通り、オリジナル作品を生み出してきたピクサー。
しかし、ここにきて一転。
過去の人気作品の続編が相次いで制作公開予定になっています。
モリス社長の言うことも、一理あるとは思います。
しかし、すでに人気のある作品の続編は視聴者の心と夢をつかんでいるとも言えますよね。
インサイドヘッド2やモアナ2の続編が、心待ちにされていても不思議はありませんね!
それが、インサイドヘッド2はじめ、
続編の予告再生数急上昇に繋がった理由ではないでしょうか?
インサイド・ヘッド2/興行収入はアナ雪超え!?まとめ
インサイド・ヘッド2に限らず、興行収入だけで計れるものと計れない物があります。
もちろん、直近のマイエレメントやウィッシュだって、とても良い映画です。
綺麗なディズニー特有の夢のある映像を見せてくれていました。
様々な問題提起やメッセージ性をもたせている面もうかがえました。
映画の良さは興行収入だけで計れるわけじゃありません!
しかし、存続させるという点では綺麗ごとじゃすまないので、興行収入は重要な課題でもあります。
色々な事情もあり、不況が続いてきたDisneyピクサー。
すでに人気のある作品の続編で志気を高め、新作で勝負するための時期待つ。
といった、戦略としてとらえている面はあるでしょう。
ただ、モリス氏のインタビューで、私が悲しいと感じてしまったのは
視聴側に夢をプレゼントしていく!という勢いよりも、期待に応えるのが難しいから…いう姿勢。
を感じてしまったことでした。
もちろん、期待に応えるというのは大事。
責任ある立場だからというだけでなく相手を大事に思うなら。
なおさら、期待を裏切ってしまうことは怖いことだと思います。
だからこそ続編の起用が「人気作品の続編にシフトチェンジしただけ」と言われてほしくない。
私は、Disneyピクサーの作品はどれも大好きなんです。
モリス氏の言う『監督に“さらに描きたい”というアイデア』が強く浮かんだのだ。そう思いたい。
観客サイドも興行収入のランキングだけでは計れない志も読み取ってみてほしいなと感じています。
Disneyピクサーの映画はこんなものではない!
まだまだたくさんの夢があふれている!
続編、新作に限らず『視聴側に夢と希望を見せてくれる』
そう、期待しています!
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