インサイド・ヘッド2では、声優にも変更がありました。
ヨロコビは前作の竹内結子さんに代わり小清水亜美さんが後任に。
新しいキャラの声優には多部未華子さんも登場します!
メインキャラを演じた日本語吹き替え版の声優さんに注目し、評価や感想をまとめていきます!
インサイド・ヘッド2の声優「ヨロコビ」は誰?
【インサイド・ヘッド2】でヨロコビの声優は誰が演じるの?というのは気になっていたところだと思うのです。前作で竹内結子さんが演じられていた「ヨロコビ」は小清水亜美さんへと
変更になりました。
カナシミ:大竹しのぶ
ムカムカ:小松由佳
ビビリ:落合弘治
イカリ:浦山迅
ヨロコビ:小清水亜美シンパイ:多部未華子 引用元:animatetimes
ヨロコビ以外の4つのメインキャラは前作と同じ声優の続投が決まっています。大竹しのぶさん達ベテラン勢がインサイド・ヘッド2でも引き続き登場します!
竹内結子さんが亡くなり、あの少しハリのある元気な声が聴けないのは残念でなりません…。
後任となった小清水さんはどんなヨロコビを演じているのか?
多部未華子さんのオーディション秘話や意気込みなど、次の章で詳しくレポートしていきます。
インサイド・ヘッド2の声優/日本語吹き替えは誰?新キャラに多部未華子!
インサイド・ヘッド2に登場する新しい感情の1つは「シンパイ」。新キャラの声優には多部未華子さんが起用されました。ヨロコビは変更がありましたが、前作のキャラはそのまま。大竹しのぶさん達が変わらず演じてくれることに少しホッとしました。
アニメーションの場合は特にキャライメージと声がワンセットで染み込んでいます。
それだけに、絵柄はそのままで声だけ変わると違和感を強く感じてしまうんですよね。
つくづく、声優の影響ってすごいなと思わずにはいられませんよね。
それでは、それぞれの声優さんを考察していきます。
ヨロコビ:小清水亜美
インサイド・ヘッド2『ヨロコビ』の吹替え声優は『小清水亜美(こしみず あみ)』さん。
インサイドヘッド1でヨロコビのイメージが竹内結子さんで定着してたので、
「ヨロコビは誰が演じるんだろう…」
と少し心配していました。
小清水亜美さん、違和感がないです!!
竹内結子さんのハリのある元気な声で作られたイメージが、そのまま生きるような声質でした!
予告を見た人の口コミからも好評価の声が上がっていました!
インサイド・ヘッド2
ついに日本語吹替版特報&ポスター出ましたね〜💕💕
どうしても竹内結子さんを思い出しちゃうけど😭
小清水亜美さんの”ヨロコビ”も素敵だぁ〜✨
ピート・ドクター氏が監督・脚本を務めないのが心配ではあるけど…
楽しみなのは変わらない🌈
新キャラの”シンパイ”気になりすぎる😆w pic.twitter.com/YcPIfeYHE7— 奏奈@Guardians of the Galaxy🚀🎧 (@love_music_0123) December 6, 2023
インサイドヘッド2
ヨロコビの声は早逝された竹内結子さんに代わって小清水亜美さん!
実力がしっかりした中堅の本職に決めてきたディズニーに安心
前作はマジ名作だけどビジュアルから敬遠してる人多いでしょ
絶対損しないよ観ろー!😇#インサイドヘッド2 pic.twitter.com/vn77AML8KZ— フジシュウジ (@fuji_syuji) December 5, 2023
予告映像でもヨロコビ独特の元気な声が聴けますよ!
ヨロコビの前向きで一生懸命な雰囲気にもピッタリだと思います!
小清水亜美さんの経歴で演じられているのは、
『劇場版・美少女戦士セーラームーンCosmos』
スウィートプリキュアの『キュアメロディ』
マクロスデルタの『美雲・ギンヌメール』
エウレカセブンのピンク頭の『アネモネ』
などが、よく知られているいるところかなと思います。
ラインナップを見ても想像できる通り、元気な役も多い、しっかりとした声質の声優さんです。
実は、元気な声質だけが小清水さんの魅力ではありません!!
20年のキャリアを持つ小清水亜美さん。
可愛らしい見た目に反してストイックな人でした!
芝居に肉体が耐えられなくなってきてしまった。これは駄目だ、何かを改善しなきゃいけない。何もしないでも体がついてくる時代は終わった……と自覚したところから、生活が大きく変わりました(中略)
筋トレを始めて、ほかにも体の使い方全体を見直しました。
だから筋トレで延命しながらも、これまでみたいに体力に任せて叫び散らかすとか、そういう演じ方ではなく、もっとちゃんと技術で、求めている音に聞こえるような芝居を手に入れなきゃいけないな、と。体力が落ちていった先でも、ちゃんと役者として戦える技術を手に入れなければいけない。そのためには(仕事を休んででも治療の時間を取るなど)時には諦めることも肝心だと思うんです。
引用元:ivedoor news/インタビュー記事
しっかりした声質をもっているわけだよ!天性とかだけではなく、小清水さんの努力の賜物だったんですね!体力の衰えを感じた時に、挫折で終わるのではなく分岐点にかえてしまう前向きさ。大嫌いだという筋トレも何年も続けていたり、真摯な姿がうかがえました。自分にとって、新しいお芝居の方法に目を向けている。
私には、そんな前向きさやひたむきさがヨロコビのたくましさと重なって感じられたのです。
小清水さんは古代生物好きらしく、どことなく地に足の着いたオタク気質さも感じてしまいました。
なんだか、可愛らしいだけじゃない魅力がいっぱいの小清水亜美さん。
小清水さんが後任を務めるヨロコビ。
劇場で全貌を見れるのがとても楽しみです!!
シンパイ:多部未華子
新キャラのシンパイは多部未華子さん!
US本社のオーディションで合格し役を勝ち取ったお一人です。
普段、明るい雰囲気が多い多部未華子さん。
「シンパイ」というのは、ちょっと意外?と言う気がしなくもなかったのですが。
そんなことありませんでした!
予告の声を聞いてもわかる通り。
同じ【シンパイ】という役柄でありながら、
シチュエーションに合わせて、少しじっとりした低めのトーン、ハリのある明るい声。
など、変化をつけて演じられていました!
「人がわからない未来のことを先に想像して、必要以上に準備をしてあらゆる問題が起こってもどうにかなるように、ちょっとせかせかしていたり、落ち着きがなかったり、でも自分は良かれと思っているので正義感があったりと、個性的な性格のキャラクターです。他の感情とはまた一癖二癖も違った表現や声の出し方の特徴をつかむのに必死でした。<シンパイ>という感情は生きていく上でとても大切な感情だと思うので、その良さと癖のバランスをとるのが難しかったです」
多部さん自身は「心配しすぎて荷物は多いタイプなので、小さいことですけれど、これ持っておいてよかった!と心配することで助けられている部分はあります」
引用元:Disney公式HP/多部未華子インタビュー記事
シンパイは新キャラたちのリーダー的な存在のようです。
シンパイは最悪の未来を想像しては必要以上に準備しようとするキャラ。
頭の中は忙しくなりそうですよね。
多部未華子
「インサイド・ヘッド2」声優決定❗
ピクサー映画日本版声優に初挑戦✨️🎬️8月1日公開
🔻特報・多部コメントhttps://t.co/C03cMjl5BJ#多部未華子 #インサイドヘッド #インサイドヘッド2 pic.twitter.com/NunyLluEXl
— モデルプレス (@modelpress) May 22, 2024
私たちの心配事の8割は現実には起こらないと言われています。
そのくらい、「シンパイ」というのは私たちの頭の中でフル活動。
言い換えれば、「私」が危険にならないように、困らないように…
と、一生懸命動いてくれている存在なんですね。
私は、シンパイにだって両側面があると思っています。
心配しすぎは窮屈で可能性を狭めてしまうこともあります。
私たちがどうにか未来に安心できるための【策】として生み出されたものでもある。
どちらかに傾くのではなく、やっぱりバランスは大事です。
シンパイがあっても、飛び込むときは「勇気」を振り絞る!
シンパイがあるからこそ、安心して動き出せる!
そんな風に、程よく使っていくことが一番だと思いませんか?
カナシミ:大竹しのぶ
前作に続き、インサイド・ヘッド2のカナシミを演じる大竹しのぶさん。
インタビューでは温かくて深いコメントを出されていました。
「またカナシミちゃんに出会えた喜びが大きいです。前作から8年、今回の収録のために観直して改めて『いい映画だな、キャラクター、世界観、全てがかわいいな』って思いました」と、愛着は深まるばかり。
「今、人の感情が薄れていってるのか、ヨロコビもカナシミもほかの感情たちも、出しにくい世の中になっていると感じるので、特に日本では、感情を出すということはやはり大事だと、改めて教えてくれる映画です。また今度の作品は、新しい感情のキャラクターも増えるということで、さらに子どもも大人も楽しめる作品に、作り上げられたらいいなと思います」と意気込んでいる 引用元:ORICON NEWS
インサイドヘッドで、騒動の中心になったカナシミ。
とても大事なんだけど、感情のジャンル的に本人ですら自己否定がつよい!笑
まぁ『カナシミ』なのに、強くてたくましかったら変ではありますけどね。
じっとり、うだうだ、ぐとしたカナシミを演じていたのが大竹さんだとは!
まさかまさか!知った時、私はものすごく驚きました。
ヨロコビも最後にわかったように、カナシミだってなくてはならないエッセンスの1つなんです。
全ての感情があって、人間は学び強く優しく成長していきます。
何かをどこかで止めてしまえば、感情の歪みが出ます。
「協調」にクローズアップされ続けた社会。
前ならえ、横に並べを大事にしすぎるあまり、生きにくさを感じてしまいます。
まるで諦めてしまったように、感情を押し殺すことが多いように感じます。
感情を薄くすることで距離を計っているようにも思えるのです。
大竹さんが大事だと言った『特に日本で感情を出す』ということ。
私も、深く共感しました。
役者としてだけじゃなく、人間としても深みのある大竹さんだからこその言葉だと思いませんか?
素晴らしい想いを語られた、大竹しのぶさん演じる『カナシミ』。
インサイドヘッド2では、どんな活躍を見せてくれるのでしょうね!
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