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『法廷遊戯』は つまらない?どんな話?あらすじ紹介と見た感想。

本当にひどい?
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『法廷遊戯』の映画がつまらないと言われた理由はどこにあるのか?

あらすじを交えて感想や考察を紹介します!(ネタバレ含む)

キスシーンが気になる人、漫画や文庫は知ってるけど映画はどうなの?と言う人も必読!?




『法廷遊戯』は つまらない?あらすじをネタバレありで考察!

『法廷遊戯』の公開で、

「つまらない」といった感想がネットで見られました。

実際のところはどうなのか、考察していきます!

口コミを見てみると役者さんの演技に関しては高評価が多いです。

しかし、内容の重さや、ストーリーを進める上での違和感などに不満を感じる人もいたようです。

短い映画の尺に、豊富な小説の内容を盛り込んだことで省略されてるところが多い。

原作小説がある場合などは特によく聞く話です。

それゆえに、

重きを置くべき部分が軽くみえてしまった。

設定に違和感を感じて、入り込めなかった。

と言う感想が出ていたのではないでしょうか?

 

私の感想としては展開に意外性はあったように思います。

斬新などんでん返しと言うよりは、ありがちな設定だけど、ひねりがきいてるとは思いました。

いろいろと疑問が生じて楽しめなかった。

孤児院で育った子供が施設長から性的虐待を受けて、子供が助け合って犯罪まがいのことを繰り返して生きていく、設定は見飽きたし見ていてしんどい。

ポスターの印象と全然違って、重くて深く考えさせられる話だった。杉咲さんの狂気が爆発する演技、北村さんの存在感のある演技、永瀬さんの実は一番難しいであろう受けの静の演技、それぞれの良さと上手さがあった。

この映画に一つだけ大きな問題点があるとしたら、
結城馨(北村匠海)が、父親を階段から突き落とす清義(永瀬廉)を
目撃していたのに、なぜ直ぐに警官や駅員に告げなかという点です。
ここには非常に疑問を感じました。

新鮮な切り口の問題作にして快作(怪作)だと思いました。
短い映画なので、端折ったストーリーもあるようです。
前半のスリリングな胃の痛くなる緊張感に較べて、
後半は駆け足で雰囲気も軽くなったのは少し残念。

引用元:映画.com

設定がありがちと思ったのは、先を予測出来たり、うっすら勘づくところがあったからその点では、斬新などんでん返しではないかもしれません。しかし【ありがちな設定】かと思いきや、「そっち!?」と思えて言葉を失うような、意外性はあるんです!皮肉やひねりがきいているといったらイメージしやすいでしょうか?

特に、杉咲花さんの狂気的な演技による展開はすごい!

織本美鈴として存在している感じに圧倒されます。

どこからが本当で、どこまでが仕組まれたのか見分けられない面白さがあります!

廉くんの死んでいく目、狂気になっていく花ちゃんの目、全てを見透かしている匠海くんの目。

凄い映画に会えて嬉しい。

廉くんの演技を初めて見たけど凄い

匠海くんに何故施設にって言われそれまで笑っていたのに、目が暗くなり、表情が落ちた時に息を呑んでしまった。

あの表情忘れられない

引用元:https://x.com/(きっこ@Ki2bt7さん)

3者3様の結末へと向かっていきます。私個人の感想としては、表に出ている事件の内側にあるものを探っていくので、面白かったです。主題だと思っていたところと別に伏線があるのはミステリーの醍醐味ですよね!

次の章では、具体的なあらすじをネタバレありで紹介します!




法廷遊戯:あらすじ

主人公は、弁護士を目指してロースクールに通う久我清義(くが きよよし)。

幼なじみの織本美鈴、在学中に司法試験に受かった天才・結城馨とともに、同級生として同じロースクールに通っています。

ロースクールに通う学生たちは「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を行います。

結城馨は、そのゲームを取り仕切っていました。

ある日、無事に司法試験に合格し、弁護士となった清義のもとに、馨から無辜ゲームをやろうという誘いが来ます。

清義が呼び出された場所へ行くと、そこには血の付いたナイフをもった美鈴が。

そして刺されたと思わしき馨が倒れていたのです。

この事件をきっかけに、3人をめぐる過去が浮き彫りになり、事態は二転三転してきます。

 

「無罪とは単に検察の立件失敗によるもの」

という、結城馨の持論が大いに関係してきます。

馨は在学中に司法試験に合格したにもかかわらず、弁護士にはならないで研究室に残り、冤罪と無罪についての論文を書きまくっていた。

馨は警察官だった父親の無念を晴らすためだけに生きていたのです。

そして弁護士になった久我清義(永瀬廉)と織本美玲(杉咲花)が犯した過去の犯罪が暴かれていきます。

弁護士が犯人を裁くのではなく、まさかの主人公でもある弁護士自体が冤罪で人を貶めていたというところも異色。

弁護士と友人関係、男女の仲間。

三角関係?なんて予感は全く筋違いでした(笑)

ネットの普及によりニュースの広がる範囲スピードは過去の比ではない世界。

本来ならば罪を犯してすらいない人が冤罪で落とされてしまう。

そんなつもりはなかった。

それしか方法がなかった。

と言うような、サスペンスでは常套句のような言葉。

日常に絡み、法の目をすり抜けていく何か。

相手は?どうなるの?

そんな問いかけは小さく沈み込んでいく。

思い込みや「他人事」ですませてはいけない部分に、どれだけの人が全力を傾けられるだろうか?

人間のドロドロとした見たくない部分が浮き彫りになってしまう場面。

法廷遊戯の底面にあるものは、絵空事の物語なんかではないのかもしれません。

主人公たちの過去の話がだんだん明らかになり、歯車が狂いだしていく。

という展開も見どころです。

2023年11月10日に公開された『法廷遊戯』。主人公の清義を

演じたのはアイドルグループ「King & Prince」の永瀬廉さん。

清義の幼馴染の織本美鈴を杉咲花さん。

清義の同級生でもあり、被害者となり物語の幕を開ける結城馨を北村匠海さんが演じています。

錚々たる若手キャストが名前を連ねているだけでも、目が離せません!




『法廷遊戯』の漫画はある?文庫の原作について。

『法廷遊戯』漫画の原作はあるのか?という疑問を持つと思います。

漫画だと、細部まで手軽に読めて読みやすいですよね。

実は、「法廷遊戯」原作は小説です。

しかし、小説からコミカライズされ、現在は漫画も発売されています!

 

【法廷遊戯】映画の原作小説

法廷遊戯は、五十嵐 律人さんのデビュー作です。

第62回メフィスト賞を満場一致で受賞しているんです!

五十嵐 律人さん自身も、司法試験合格者。

ロースクールに通っていたことから、この作品が生まれたのだそうです。

司法修習カリキュラムの受講中でありながら、2足のわらじで小説を書き受賞されていました

映画と同名の小説「法廷遊戯」は、講談社文庫から出版されています。

 

法廷遊戯の漫画化!?

法廷遊戯は小説が原作でした。

しかし、後に講談社のイブニングで漫画化されています。

個人的には、作画が綺麗なので映画の雰囲気を壊すことなく楽しめると思います。

漫画は、2023年現在、講談社から3巻まで刊行されています。

3巻の段階で完結はしていません。

推測するに、予定では2024年の6月あたりに4巻が出るのではないでしょうか?

 

小説で字を追って情景をイメージするのも楽しいですが、

文字を読むのが億劫…。

だけど、ストーリーは知りたい!

という方は、漫画を読んでみるのもいいかもしれませんね。

映画を違う角度から見たい人にもおすすめです!

 

『法廷遊戯』は つまらない?キスシーンや恋愛要素。

「キスシーンはあるの?」「恋愛要素は?」と気にしている方が多いようですね。

主演が永瀬さんなこともあってのことでしょうか?

法廷遊戯の原作では、キスシーンはあります。

ただ全体の作品として恋愛要素は薄め。

物語りの主軸から考えても、今後二人が付き合ったり、結婚したりするという展開はないように思います。




『法廷遊戯』映画はつまらない?犯人についての感想や考察!

法廷遊戯の映画の犯人。

ミステリー映画なので一番、気になるところですよね。

感想や考察をお伝えしていきます。

ネタバレになりますので、まだ見たことない読んだことない人はご注意ください!

****

結果的に言うと、最初の容疑者、織本美鈴は無罪になります。

織本美鈴は、結城馨を殺害したことについて無罪を主張していました。

過去に起こした過ちを暴露することで、んは無罪を勝ち取ります。

では犯人は誰!?

驚くことに、この全ての計画は、結城馨自身によって立てられたものでした。

その計画に従い美鈴は確かに無罪になったのですが、致命的なミスが起こります。

馨の犯したミス、それは本当に美鈴に殺されてしまったことです。

そう、無罪を勝ち取ったものの、馨を殺した犯人は美鈴なのでした!

なぜ、こんなことが起きたのか?

その背景には清義と美鈴の過去も影響していました。

「法廷遊戯」は、話題になっている痴漢の冤罪がテーマになっています。

同級生殺害と幼馴染の弁護に終始するサスペンスではありません。

実際には冤罪であるにも関わらず、痴漢の罪に問われ人生を壊されてしまった人たちの物語。

同時に2つのラインで物語が進んでいます。

「冤罪」により人生が狂ってしまった後の見えなかった物語として書かれています。

私は、冤罪の発端となった虚偽申告者にだけでなく、救おうとしてくれなかった世間にむけての復讐劇でもあったのでは?と感じました。




『法廷遊戯』映画はつまらない?主演の永瀬廉が舞台挨拶!試写会も!

主演の永瀬廉さんの舞台挨拶!ありましたよ!

「法廷遊戯」の公開記念の舞台挨拶は、2023年映画11月12日に大阪・なんばパークスシネマで行われました。

舞台挨拶は永瀬さんと杉咲さん、北村さんと監督の4名で行われたのですが、楽しい話で盛り上がっていました!

来年の抱負として何をするか!といった宣誓の話題も飛び出したようです。

普段はキラキラしている永瀬さん。

法廷遊戯では、シリアスで意外な一面を垣間見れますが、舞台挨拶の永瀬さんはいつも通りキラキラなイメージです。

 

ちなみに、完成披露試写会のほうは、公開に先駆けた2023年10月3日に行われていました。

試写会では、主演の永瀬廉さん、杉咲花さん 、北村匠海さん、戸塚純貴さん、大森南朋さん、深川栄洋監督の6名が登壇されています。

試写会はおろか、映画も見れなかった!!

と言う人に朗報です!

映画館での公開は終了してしまいましたが、2024年6月にDVD&BDの発売が決定しています!

BOXでは本編以外の特典が満載。

メイキング集やインタビューなども入っています。

「法廷遊戯」を小説でも、漫画でも、映画でも楽しめるチャンスです!

お休みの夜に、お好きな方法でミステリーを楽しんでみませんか?



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