イエスマンの映画は実話なのか?
映画に登場する「YESは人生のパスワード」
本当は怖い?イエスマンの意味や伝えたいことを考察!
イエスマンの映画は実話?
『イエスマン(“YES”は人生のパスワード)』という映画、実話だったって知っていましたか?
イギリスのBBC放送に実在する人物、ダニー・ウォレスの物語。
ダニーウォレスは、最年少ながらプロデューサーに抜擢されたラジオ・ディレクター。
実際に自分が経験したことを執筆した原作者でもあります。
「普段やらないようなことに『YES』と答えたことで、僕とは違う生き方のポジティブな女性と親しくなれたんだよ。詳しくは映画のネタバレになるから言えないけれど、たった一つの言葉が僕の人生を変えたのは確かだよ」と幸せそうに語るダニー。引用元:シネマトゥデイ
当時22歳だった彼は、一度どん底を味わいます。
今までの人生を変えるべく、全てのことに「イエスと言う」と決めるんです。
ダニーの場合『イエス』と言うことで普段と違う経験をどんどんしていきます。
「おかげで出会った女性が彼の人生を変えるきっかけになった」んですね。
何がすごいって、その徹底ぶり。
映画にも出てくるんですが…
すべてのスパムメールにイエスと答えたり!(笑)
『車を買わない?』と聞かれてイエスと答えたこと。
週末に地球の反対側まで旅行することになるところ。
全てダニーが本当に体験した実話を映像化しているんですよ。
イエスマン映画は実話?YESは人生のパスワードの意味
「イエスマン」と聞くとあまりいいイメージがないかもしれません。
・自分の意見を持てない人。
・他人に流されてばかりの人。
・とにかく「いいですね!」とヨイショしている感じ。
などなど、特に日本人の私たちにはややネガティブな先入観を抱かせます。
でも「イエスマン」の映画が伝えたいのは違うんです!
その意味が「YESは人生のパスワード」に込められています。
いつでも、ノーを言い続けていた主人公のカールはイエスということで、違う世界が観られますが
私が感じたのは「イエス」だから良いわけではなく「ノー」が良いわけでもない。ということ。
イエスマンの映画は「YES」を選択することで自分の幅を広げ、更には『NO』という選択の大事さにも気づかされるんです。
むやみやたらに言いまくるだけなら「イエス」でも「ノー」でも、何も変わらないのかもしれませんね。
何か物事を始める時に
「どうしよう」「やめておこうかな」と足踏みして行動を止め続けてしまったら?
それって、自分の可能性をせまくしてしまうかもしれませんよね。
私は「YESは人生のパスワード」とは、人生(体験)へのGOサイン。
新しい体験の入口を突破するためのパスワードという意味なんじゃないかなと感じました。
『あれこれ、考え込む前に飛び込んでみる!』
とも言えるかもしれません!
もちろん、映画の中でもありましたが
「イエス」と答えることで何かを失うこともあります。
犠牲を払うこともあるかもしれません。
けれど、それは短期的なものであることが多いんです。
長期的に見れば「あの時、やっておいてよかったな」と思えたりすることもある。
「あの時、やっておけばよかった」と思うこともある。
日本の名言で「やらぬ後悔より、やる後悔」なんて言葉も聞きますよね。
映画を観た人からはこんな意見も見られました!
「イエスマン」この映画最高!
観てよかった〜。
嫌なことを嫌と言える勇気が大切ってよく言うけど、快く「イエス」と言える人になれたら素敵だな〜って思う。
間違いなく人生を豊かにする第一歩を踏み出せる映画でした!
ハリポタコスプレ会超楽しそう!
引用元:https://x.com/_assemble/status/1096029738886287362?s=20
私も、小さな「うまくいかないこと」が続いて気分が落ち込んだ時。
前向きになるきっかけが欲しい!という時に観ます!
なんだか、勇気がわいてきますよ!
イエスマン映画は実話?怖い?ラストでわかる「イエスマン」とは?
イエスマンの映画はともすれば誤解を招きやすいとも感じます。
その点で怖いと感じる人もいるかもしれません。
ラストのシーン、カール(ジムキャリー)が「イエス」を言わなかったことで起こる数々のアクシデント。
『自己啓発でした誓約を破って「イエス」と言わなかったから悪いことばかりが起きたんだ!』
と思ってしまうんですね。
その出来事によってカールは、焦って不安からおかしな選択をしそうになるんです。
盲目的すぎない?とも言える発言や行動をとるので
・ドン引きしてしまった。
・自分も同じく怖くなるかも。
と、思った人も多かったのでは?
ラストシーンはなかなか真髄をついてきます。
でも、安心してくださいね!
ちゃんと、カールは「イエス」の正しい意味を知り、実行することが出来るようになります。
イエスマンおすすめです!
ジムキャリー主演作はポジティブで明るい作品多いですよ!
引用元:https://x.com/redhotshow913/status/1705761022781583363?s=20
さすがのコメディキャラ!ジム・キャリーが主演です。
クスっと笑えるシーンになっていますよ!
ただ、私は、この「怖さ」も時として大切でもあると感じます。
「イエスマン」は盲目的に物事を判断するのではなく、自分で考える力をつけることの大切さを描いています。
右と言ったら何も考えずに右だけを見続ける。
左と言われたら何も考えずに左だけを見続ける。
無意識なままで他の誰かに、自分の「安心」や「人生」を任せてしまってることってありませんか?
そんな人間の習性をアメリカンジョークで皮肉っているようにも思えます。
カールが最初に「イエス」の誓約を交わしたイエスセミナーの主催者テレンス。
テレンスは「何にでもとにかく「イエス」と答えればいいわけではなく、自然に物事に対して「イエス」と答えられるようになること」が目的だと話しています。
自己啓発とは本人の意思によって自分の能力を高め、心の成長を目指すことをいいます。
引用元:bizreach
つまり、自分で自分の人生の舵をとる気がないまま、盲目的セミナーに参加してしまえば、それこそ危険なだけの「イエスマン」になってしまいます。
本当に伝えたい「イエス」セミナーの意味を理解できませんよね。
テレンスのセミナーはまさに、自分の意思にで自分を成長、高めていくことでした。
このポイントを外すと、イエスマンは怖い意味になってしまいます。
あなたは、どちらの選択をしているでしょうか?
イエスマン映画は実話?映画のあらすじと伝えたいこと。感想まとめ
イエスマンをよく知るために、映画のあらすじを簡単にご紹介します。
イエスマン映画のあらすじ
ジムキャリー演じる主人公は、ロサンゼルスの銀行に勤めているカール・アレン。
何についても「ノー」と答える日々をすごしていました。
離婚した妻のことを忘れられず、ついには親友の婚約パーティもすっぽかしてしまいます。
ある時、そんな自分の将来が心配になったカール。
自己啓発のセミナーに参加することになります。
そのセミナーこそが「イエスセミナー」。
ちょっと怖い言い方になりますが、
どんな時でも「イエス」と答えること、それ以外の答えを返すと災いが起こる。
なかば強制的に『イエスの誓い』をさせられます。
YESの誓いによって彼の人生は思わぬ方向に進み始めます。
運命の女性と出会ったり、仕事に変化が出たり。
そして「誓約」による不安も経験し、盲目的になった「道の踏み外し」もしかけます。笑
返答がガラリと変わり、様々な体験をしたカール。
セミナー主催者のテレンスから大事なことを学ぶのです。
ラストシーン
カールは自分の正直な「答え」を大事に、運命の女性に想いを告げます。
映画イエスマンを通して伝えたかったこと
あなたはいつも何事にも「いいよ」「OK」と答える派ですか?
それとも、少し考えてから答える派ですか?
はたまた、先入観から「NO」とか「無理」って答えがちでしょうか?
言い訳しながら返事を後回しにしたり、
「無理、できない」ばかりを選択しているかも…
そんなあなたにこそ、今考えてみてほしいんです。
「全部のことにイエス(出来る)と言ってたら、どうなってたかな?」
イエスマンという映画は、全てに「出来る」を実践したらどうなるのか?
を現実にやってみた映画です。
私は、原作者ダニーが「イエスマンの映画を通して伝えたかったこと」は
・一歩踏み出す勇気を持って
・失敗も成功の糧
・先入観を捨てて、態度や行動を変えること
なんじゃないかなと、思いました。
実は、映画の評価をチェックしていた時のこと。
こんな素敵な感想に出会い共感してしまいました!
イエスマンという映画が大好きです。
冴えない人生を送っていた主人公が、
ある日から何にでも『YES』と答えだしたら人生が激変しだすという内容!人生に行き詰まってきたら、
これくらい生き方変えてみるのもいいですよね!
タダなんですから!
引用元:https://x.com/monyu_monyuco/status/1394276039342235653?s=20
私たちは、なんとなくで、毎日が同じ生活の繰り返しになりがちです。
慣れた習慣や行動を変えるのは難しかったり勇気がいるように思えますよね。
でも、出来ないなんて誰が決めた?
その先全てが終わりになるわけじゃないんだから!
そう気持ちを軽くとらえなおしてみたらどうでしょうか?
行動や言動を変えることで違った発見や人とのつながりに気付けるかもしれません。
生活が大きく変わる転機のきっかけになるかもしれません。
今の自分の世界がグレーに感じたり機械的に感じている時。
面倒くさいが口癖になって、やる気が出ない時。
なんとなく笑顔になりたい!
気持ちが軽くなるような映画が観たい!
という時にもオススメ!
観た後は、ハッピーな気分で一歩踏み出したくなる!
そんな素敵な映画でした。
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