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かもめ食堂といったらシナモンロール!北欧にひたれる大人女子も必見映画

映画メシ!
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かもめ食堂と言ったらシナモンロール!

北欧雑貨の可愛さにも癒さなどなど。

一番の魅力ポイントをまとめました!



かもめ食堂と言ったらシナモンロール!

かもめ食堂=シナモンロールというくらい強い印象を放っているメニュー。

お洒落な雑貨と美味しそうな食事。

特にシナモンロールは見た後、絶対に食べたくなるアイテムじゃないでしょうか?

シナモンロールと言ったらどんな形が思い浮かびますか?

かもめ食堂のシナモンロールは日本でよく見かけるものと形が違うんです!

私は、渦が見える切り株の形で、白っぽいアイシングがタラりとかかっている物しか知らなかった!

なので、フィンランド風の形をした「かもめ食堂のシナモンロール」は衝撃でした。

 

かもめ食堂と言えばシナモンロール!フィンランド(ヘルシンキ)ではシナモンロールじゃない?

ヘルシンキではシナモンロール(カネリプッラ)とは呼ばれていないんだそう。

コルヴァプースティー(耳のプッラ)と呼ばれるそう。

たしかに一つのぐるぐる(切り株状)よりは、両耳っぽい!

だから、あの形なのか!

と思うと納得です。

「プッラ」というのは「甘いパン」のこと。

棒状にくるくると巻いた生地を台形にカット。

渦が見える部分に対して垂直にぐっと押し込んでつくる独特の形。

実際に作ると、そんなに複雑ではありません。

けれど、見慣れない形です。

一瞬『どうなってんの?』

と、ミドリとサチエが作っている工程に見入ってしまいました。

自分で作ってみた感想。

最初の斜めカットのバランスが難しい!



かもめ食堂の名脇役!イッタラ・サルパネヴァとマリメッコ

かもめ食堂と言ったイッタラ!?

別に洒落を言うつもりではありませんが!笑

そのくらい、シナモンロールの次に代名詞だと思いませんか?

映画中、私の目に焼き付いて離れない!!

そのくらい印象に残った小物がありました!

サチエがミドリに手料理を振舞うシーンで登場します。

木の取っ手が付いた、黒のお鍋です!

イッタラの鍋「サルパネヴァ」

そして、もう1つ!

マサコさんが着ているマリメッコの鳥柄のシャツ・ワンピース!

なかなか、日本では見慣れない大胆なタイプ。

特に地方だとマリメッコを着て歩く勇気がある人には中々、出会いません。

マリメッコは洋服以外に雑貨も豊富なので、もっぱらファブリックと雑貨で楽しむことにしています。

あの色合いと大胆な柄合わせは心躍る。

今は、円安でますます可愛くないお値段になっているイッタラのお鍋。

【サルパネヴァ】は、木の持ち手が黒のボディに映えて、やたら格好いい。

あの鍋使うだけで中身は3割増しに美味しそうに見えます。

そしてすごく料理上級者に見えるから不思議(笑)

かもめ食堂のメニューはよくよく見れば、日常の食卓でも見かける物ばかり。

けれど、調理器具一つ、盛り付け1つで全然違う。

こんなにも、お洒落になるのだから侮れない…

つかまれた女子心は今夜も健在。

いそいそとあの鍋で肉じゃがを煮るシーンを思い浮かべ。

マリメッコのワンピースやシャツの大胆なカラフルさに心躍らせるのです。

 

かもめ食堂のあらすじとキャスト

【基本情報】

監督・脚本:荻上 直子
原作:群 ようこ 「かもめ食堂」
主演:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ
公開:2006年3月11日(日本) 102分

あらすじ

ある夏の日、日本人の女性サチエはフィンランドの首都ヘルシンキにて「かもめ食堂」という日本食の食堂を開店させた。しかし、近所の人々からは「小さい人のおかしな店」と敬遠され、客は全く来ないのであった。

そんな折、ふいに食堂にやってきた日本かぶれの青年トンミ・ヒルトネンから『ガッチャマンの歌』の歌詞を質問されたものの、歌い出しを思い出すことができずに悶々としていたサチエは、町の書店で背の高い日本人女性ミドリを見かける。意を決して「ガッチャマンの歌詞を教えて下さい」と話しかけると、弟の影響で知っているというミドリはその場で全歌詞を書き上げる。「旅をしようと世界地図の前で目をつぶり、指した所がフィンランドだった」というミドリに縁を感じたサチエは、彼女を家に招き入れ、やがて食堂で働いてもらうことになる。

「色々な事情」を抱えた人々との出会いを経て、ささやかな日常を積み重ねていくサチエたち。徐々に客の入りが増え始めていたかもめ食堂は、やがて地元住人で賑わう人気店となるのであった。

引用:Wikipedia

 

かもめ食堂でつながっていく人々の縁も面白い!

見どころの一つです。

コーヒーの入れ方を教えてくれた男性(サチエに投げ飛ばされた人)役のマルック・ペルトラ。

日本がぶれの青年役を演じたヤルッコ・ニエミは代表格ですね。

ムーミンで有名な北欧、ヘルシンキが舞台。

主人公のサチエ(小林聡美)、ミドリ(片桐はいり)、マサコ(もたいまさこ)を中心に、かもめ食堂に集まった様々な人と縁を生み出していきます。

かつて、このかもめ食堂があった場所でコーヒー店を営んでいた店主。

後悔を抱きながらも踏み出すことができず時が止まったままの男性をマルック・ペルトラが演じています。

旦那に不信感と淋しさを抱き、かなりアブナイ路線に手をつっこんでるシーンが印象的なヤケ酒女性をタリア・マルクスが演じています。

そして、最初のお客様でもある日本かぶれの青年役をヤルッコ・ニエミが好演。

ひょんなことがきっかけで、お店を手伝ったりしながら交流が深くなっていく登場人物たち。

かもめ食堂を通じて、人と人が繋がって生き方も変化していく。

不思議で温かい空気感がありつつ、どこかシュールさが所々に顔を出してくる映画。

 

かもめ食堂と言ったらシナモンロール!フィンランドで食堂を始めた理由

なぜ、主人公のサチエはヘルシンキで食堂をはじめたのか?

映画では語られていないんですけど、原作の小説の方ではちゃんと書かれています。

原作と映画比べてみました。

私の個人的な主観ですが、どちらかというと映画の方が、物語の不思議な世界観というか空気感が強く出ている感じがします。

原作の方はいたって現実を淡々と生きる女性視点な表現という感じがしました。

まだ、若いサチエがどうやって海外にお店を出すことができたのか?

スルーしちゃえばそこまでなんですけど、気になりません?

それは、サチエの”くじ運”がめちゃくちゃ良いからです(笑)

それ以外にも、隠し小ネタみたいなのがちょこちょこあるんですよ!

映画見て、小説読んで、映画見て…何度も楽しめます。

15年以上たっても色あせた感じもなく、今なお愛されている。

それは、物語の脇を固めているシナモンロールや美味しい食事のシーン。

素敵な雑貨達が、女子の心をつかんで離さない。

何より、少しセピアなかもめ食堂の雰囲気に癒されるからなのではないかと思うのです。



映画「かもめ食堂」といったらシナモンロール!感想まとめ

随所にちりばめられている、雑貨と美味しい食事シーン。

人と繋がる縁的な物。

かもめ食堂と言ったら、お洒落な雑貨と美味しそうな食事。

特にシナモンロールは見た後、絶対に食べたくなるアイテムですよね。

私も、グウグウ鳴きやまないお腹の虫と闘いながら観ちゃいます!

名脇役と言っても過言でない、北欧雑貨の小物たち。

女子心をくすぐられて、これまた何度も何度も見返してしまう。

 

日常の喧騒に疲れた時。

なんだかほこっとしたい時のテッパン映画です。

そして、私にとっては、癒されるだけじゃなくて

【明日に進む闘志も湧いてくる】映画でもあるんです。

現代女性の栄養剤みたいな映画。

目の前のことを全力で頑張る女性におススメの映画です!

淡々と日々を大切に過ごしたいあなたにも是非、見てほしい作品。



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