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天空の城ラピュタの呪文。バルスにリーテ、元ネタや意味はどこから?

本当はどうなる?隠れた意味
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天空の城ラピュタは、1986年8月2日に公開された映画なので、なんと37年前!!
それだけの年月が経っても尚、愛されている理由は何なのか?
また、あのみんなが大好きな名言、呪文についても考察していきます!



ラピュタの呪文バルスの言語、意味は何?

ラピュタと聞いて誰もが、思い出すのはラストシーンのあの呪文

『バルス!!』

作中でも滅びの呪文として使われているので、アニメの流れから『滅べ・・・』という意味になると思いがちですが、違うんです!

バルスとはラピュタ語で『閉じよ!』という意味なんです。滅べではないんです。

また、所説色々な考察はありますが、ラピュタに出てくる呪文はケルト語に影響を受けたオリジナル言語!

たしかに、借りぐらしのアリエッティにもケルト音楽が使われていますし、宮崎駿監督の琴線にひっかかり、口をついて出た言葉としても不思議ありません。

ケルト民族も不思議な伝承が数多くあります。もしかしたら、監督は、ケルトの響きを通して、今も天空のどこかに存在するラピュタと交信ができていたのかも!?



ラピュタの呪文!おばあちゃんの呪文 リーテ…

シータがおばあちゃんから教えてもらった「困ったときのおまじない」

【リーテ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリール】

この言葉をきっかけに、ロボットが動き出します。
この言葉の意味はラピュタ語で『我を助けよ、光よ甦れ』という意味でした。
困ったときの呪文=王女が兵士に助けろと命じる呪文だったんですね。

あんな小さな子供の時に聞いたら『痛いの痛いのとんでけ~』くらいの感覚で、困ったときの味方!程度に思ってしまいそうですが、重かった(笑)
まさか、兵士が動くとは思うまいよ。

そして、隠れた呪文はまだまだありました。

ラピュタの呪文一覧は?
①ラピュタの呪文「バルス」
② ラピュタの呪文「リーテ・ラトバリタ・ウルスアリ/アロスバル・ネトリール」
③ ラピュタの呪文「レヂアチオ・ルント・リッナ」
④ ラピュタの呪文「シス・テアル・ロト・リーフェリン」
引用元:https://aida-artmovie.com/laputa-jumonichiran/#i-5

③は【者みな沈まれ】
低気圧の塊に突っ込んでいくシーンでシータが唱えると、乱気流がおさまっていく。

④は【失せしもの、汝姿を現せ】
雲が晴れてラピュタまで、トンネルのように道が現れるシーン。

アニメではカットされていて、メジャーではありませんが、スタジオジブリ作品関連資料集で見ることができる幻の呪文となっており、

アニメに登場する2つの呪文だけでも目(耳)を惹かれるのに、更に設定の細かいところまで作りこまれた本物感に魔女っ子世代はワクワクしてしまうのです!



ラピュタの呪文!バルス祭りが毎年、話題入り!理由は…

『バルス祭り』とは、

毎年ロードショーでラピュタが放映されると起こるツイッター現象です。

アニメ放映がされると、各所で一斉に『バルス』の呟き投稿がされるんです。

トレンド入りするどころではありません!

なんと、サーバー落ちまで引き起こすほどの祭りになったこともあるんで(驚)

1秒間のツイート数が世界記録を更新して話題にもなりました。

なぜ、話題入りするのかを私なりに考察してみました!

「バルス」の言いやすさ耳に残る響きにあるんじゃゃないかと思うんです!

3文字という短い言い切りの単語は耳に残りやすいですよね。

そして、クライマックスのシーンということで気分も最高潮!

最高潮になっているからこその、ハイテンションリツイートなのかなと思いました。

う~ん。

サーバー落ちするくらいの威力。

『閉じよ!』の呪文は名実ともに強い呪文だからなのかも?

(バルスの意味は「閉じよ」でしたね!)

 

ラピュタの呪文!名言?ムスカ大佐の『目が…』

これも忘れちゃいけない名脇役のこの言葉!

シータとパズーが滅びの呪文を唱えると、飛行石から強烈な光と爆風が!!

その衝撃でムスカが目を押さえながら叫ぶ一声です。

その後、崩れ落ちるように散っていきます。

アニメーションを通してみると、ムスカは常にサングラスをかけていました。

電話を受けるシーンでサングラスがずり下がります。

ちらりと見えたムスカ大佐の目の色は、シータやパズーたちに比べて、とても薄い茶色(茶金色)をしているんです。

メラニン色素が薄い人は、明るい瞳や髪色を持つ人は光への耐性が弱いので、より光の強さに目が耐えられなかったんだろうなと思いました。

生粋の黒髪黒瞳からすると、淡いヘーゼルやブルーの目や明るい髪色は憧れちゃいますけどね!

このシーン、本来はもっと、迫りくるような高揚感とハラハラシーンなんでしょう。

なのに、観る度に真似して遊んでしまうのはなぜだろう。

子供だった世代が親になってからも、その子供と、2世代で唱えて遊んでたりするんですよね。

アニメを見た数日間。

目薬をさす時やカーテンを開ける時には必ず

『目がぁぁ、目がぁぁ…』

とムスカ大佐を真似される率がとても多くなります!笑

ムスカは悪者キャラ(のはず)なんですけどね。

どこか間が抜けてしまってる(詰めが甘い)からでしょうか?

悪役すらも、どこか憎み切れないキャラになっているのはジブリならでは?

などと思ったりもします。



ラピュタの呪文との関係は?原作や元ネタはある?構想はあの有名な物語!

監督である宮崎の小学校時代に考えていた架空の作品が骨子となっており、原作となる作品が存在しない初のアニメオリジナルの監督作品である。

この映画をきっかけに設立されたスタジオジブリ制作映画の1作品目。

「ラピュタ」という名称は、スウィフトの『ガリヴァー旅行記』に登場する、空を飛ぶ島にある王国「ラピュタ王国(英語版)」からとったもの。

引用元*Wikipedia

あなたはご存じでしたか?

この作品が、ジブリ設立の第一作だったんです!

ラピュタに原作というものはありません。

架空の物語。

そのあたりはさほど、驚きません。

しかし、小学生の時に、この構想が浮かんでいたって、衝撃すぎませんか!?

宮崎駿監督、何者なんでしょうか?

ラピュタに原作はありませんが、名前だけはもとになっているお話があります。

かの有名な『ガリバー旅行記』

ガリバー旅行記に登場する、空を飛ぶ島にある王国が「ラピュタ王国」なんです。

アイルランドの物語から名前をいただいたということだったので、アイルランド語と呪文に、何か関係性はないだろうか?と調べてみました。

アイルランド語で「閉じる」は『dhúnadh』「滅べ」は『Perish』全然発音が違いました。

やはり、王国の名前以外は何の関係性はないようですね。

小学生でストーリーの軸を発想。

大人になって大輪に花開かせる。

記憶力がすごいか、発想が素晴らしすぎたのか。

いや、両方か…。

そのくらい、頭の中が異次元ポケットみたいな人ならば、それこそ、呪文の一つや二つひねりだすのなんて朝飯前なのかもしれませんね・・・

ラピュタに出てくる呪文って、長くややこしい呪文もあるんですよね。

バルスはともかく、メモ見ても噛みそうな呪文をリズムにのせて唱えられるんだからすごいです。

ラピュタには、憧れが詰まっています。

男性も女性も、大人から子供まで皆が抱く、ワクワク感や不思議な憧れ。

いろんなものが詰め込まれていますよね。

私は、大人も食べられるお子様ランチみたい。なんて思ってしまいました!

結論を知っているのに、何年たっても、何回見ても、ドキドキしちゃいます。

2023年6月には中国で上映が決まったと報じられていました。

恒例の夏のジブリメドレー(ロードショーでの連投)は少し早めにくるかしら。

「バルス」の呪文を唱えるシーンは「キタキタ!」という感じですが。

それ以外にもたくさんの名シーンがあるラピュタ。

ほがらかなシータやパズーに会えるのが待ち遠しいっ!!

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