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【猫の恩返し】ムタの正体は〇〇!?本名やバロンとの関係、キャラも考察!

深くてやばい!
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猫の恩返し、ムタの正体は◯◯!?

バロンとムタにみつけた共通点は…

ムタの本名や過去の罪、猫の恩返しのキャラも考察します。




「猫の恩返し」ムタの正体は〇〇!?本名やすごい過去も考察!

猫の恩返しに登場する大きな猫、ムタの正体や本名を解説していきます。

ムタはのっそりとた大きな猫ですが、ただの猫ではありません。

ムタの正体は化猫!?

ムタの正体は生き物というより生と死の中間層にいる存在。

または、渡り歩ける存在。と言うのが一番近い気がします。

その理由は、白猫のユキちゃんが言っていた

「猫の国は人間の国にいられなくなった猫が来るところ」

と言う言葉。

つまり、死者の国と言えそうです。

他にも猫の国の話を聞いて、自由な猫たちを少し羨んだハルに向かってムタは

「猫の国は俺みたいに自分の時間を生きられないやつの行くところ」

と話します。

【自分の時間】は生きている今であり、自分自身を生きることを指すと思うんです。

そこから外れた場所。

生と死の狭間と言えなくもないですよね。

猫の国で、ユキちゃんがハルちゃんを早く返さないと大変なことになると慌てていた理由もわかりますね。

生の国と死の国の両方に存在できるムタさん。

猫の国の王様「猫王」がムタにむかって、

「どうやってそんなに長く外の世界で生きられるのにゃ?」

と問いかけていました。

更に、ムタは猫の国の魚(食料)を食べつくした犯罪猫として、壁画にもなっています。

伝説として壁画で語られているということ。

猫王も言われるまで気が付かない(わからない)ということ。

かなりの老猫にみえる猫王が生まれるより、前の存在だと推察できますね。

以上のことから、ムタさんは、かなり長く生きていそうです。

時間に囚われない真に自由な存在であるからこそ、時間の概念からも外れ、年を取らないのではないか?と思いました。

そう考えてみると、自由でありつつ、全うしているムタですが、

どちらにも存在できるということは、どちらの住人にもなり切れていない。

不安定な存在であることも伺えます。

だから、一生懸命で自分以外の小さな猫にも愛をむけられるハルを放っておけなくてついつい助けてくれたんじゃないかな?

なんて思ってしまいました。

「猫の恩返し」ムタさんとは?

ムタさんの正体を語るにあたり、アニメで描かれているムタを表現する言葉をまとめてみました。

①猫の国の歴史に残る、大犯罪を犯した「化猫」

湖の魚という魚を食い尽くして逃げた様子が、壁画にまでなって残されていましたね。

②主人公のハルにとっては一応「正義の味方」

そばにいてバロンと一緒に助けてくれました。

③私の感想は「少しお人好しな食いしん坊」でしょうか?

ホラ、猫の国でハルの付添人の振りをしたときのことですよ…

ムタさんとゼリー

猫の恩返しでムタさんといったらゼリーのシーンを思い浮かべる人も多いのでは?

あの紫色の謎のゼリーは「またたびゼリー」。

ムタさん、とうとうゼリーの中にドボンと落っこちて閉じ込められちゃってましたよね。

またたびは猫が酔っ払ったような陶酔した状態なります。

実は、においだけでも食欲増進効果があるので、ムタの食欲を更に刺激したのはおもてなしなのか、はたまたナトリの策略なのか?

猫の国ではハルに付添人なのに、そっちのけで大量のお菓子を食べすぎ。

またたびゼリーで死にかけたり。

どんだけ食いしん坊だ!

と思いますが、なんだかんだ言ってハルのそばにいてくれたムタさん。

根っこからの悪って感じじゃないんですよね。

憎めないそんなところにもハルは安心できていたんじゃないでしょうか?

 

う~ん、内側に秘めている力は計り知れないムタさん。

お腹の許容量も半端ないんです!笑

ムタを表現する言葉は、イメージもバラバラにみえます。

しかし、どの言葉からも指し示す通り、ムタさんは自由で気まま。

「場所」や「存在」という定義にすら縛られることなく、

縛られることの嫌いな「ねこ」として町を歩き回っているのだなと感じます。



ムタの本名は「ルナルド・ムーン」

のっそりと不愛想な巨体のムタさんとはイメージ違いなカッコいい名前(笑)

これは、猫の恩返しの姉妹作品といえる「耳をすませば」に由来しています。

耳をすませばでも、猫たちが登場します。ルナとムーンは原作漫画では主人公、雫(しずく)の想い人「天沢聖司くん」が飼っている黒猫です。そして、ジブリアニメの方では、街を闊歩するムタさながらの大きなブタネコも登場します。

満月みたいだからと、この猫も聖司から「ムーン」と呼ばれていました。

その猫がしずくを地球屋という不思議なお店に導いてくれるんです。

ムタのモデルはこっちのほうですね(笑)

ムタの名前が、ルナルドムーンになった理由

耳をすませばに登場するネコの名前がなぜ組み合わされたのか考察してみました。

そもそもが、耳をすませばと猫の恩返しには繋がりがありました。

スタジオジブリの宮崎駿のバロンを主人公にした物語という要望で、アニメーション化を前提に手がけられた漫画が「バロン 猫の男爵」

『バロン 猫の男爵』は『耳をすませば』の雫が書いた物語だという裏設定がある。 

引用元:FILMAGA

耳をすませばの主人公「

にとって、ルナやムーンは自分を地球屋をつなげてくれた存在。

そして、大好きな聖司とも縁の深い存在です。

雫にとっても、縁を感じる印象的な猫だったから名前をもじって付けたのではないでしょうか。

ちなみに、ムタは他にも、ムーンとか『おたま』と呼ばれていて、他にも呼び名はありそうです。

「好きに呼んでくれ、何と呼ばれたところで俺には関係ない」

と、いわんばかりに、自由で気ままなムタ。

縛られるような生き方は嫌いだという言葉通りです。

そんなムタの堂々とした在り方は少し憧れてしまいます。



「猫の恩返し」ムタの正体!バロンとの関係

猫の恩返しでバロンとムタの掛け合いが意味深!

どんな関係なのかというと「昔馴染み」

まず、バロンは猫ではありません。

昔、若い職人が作った1対の猫の人形でした。

恋人のルイーゼを待ちながら長い年月が経ち心を宿したのではないでしょうか。

ルイーゼを探し続けているバロンはいつの日か、人間とは少し次元の違う世界で動けるようになった。

バロンの屋敷はサイズがまるで不思議の国のアリスのようです。

ごく稀に、人間の国と交錯してしまうことの表れなのかもしれませんね。

バロンもまた、「生でも死でもない者」として猫の国からも人の国にも縛られない存在になったのかもしれませんね。

ムタと同じようにどちら側からも束縛されない異質な存在として、絡み合うこともあったのかもしれませんね。

ムタさんはバロンの事務所への道案内もになっています。

多くは語らずとも、同じ匂いをもっているから、必要な人を運ぶ。

と言うことができて、バロンもまたわかっているから、ムタの案内を無下にはしないのでしょう。

 

猫の国は「死者の国」とも言えそうとお話ししましたが。

それは物質的な死だけでなく精神的な死もあるのかもしれません。

あの世とこの世の境目を縛られることなく、存在していてるのがムタであり、バロンでもあると言えそうです。



「猫の恩返し」ムタの正体!キャラの差がありすぎ!バロンと王様、ルーンとムタ

猫の恩返しには猫のキャラクターがムタさん以外にもたくさん登場します!

キャラの説明と関係性をまとめます!

猫の恩返しキャラ:ハル

主人公の女の子「吉岡ハル」。短めの髪をポニーテールにしていて、ちょっとドジっ子。

心優しく素直な性格。実は猫の言葉を理解できる能力をもっている。
朝に弱く、寝坊で学校を遅刻してしまうことも少なくない。
母子家庭のため、母が仕事で多忙な時は炊事などを引き受けており、家事は得意。

引用元:Wikipedia

猫の言葉がわかる女子高生なんですが、アニメではそれが全面にでていません。

なので、すごく普通の女の子に感じます。

素直で心が綺麗だけど現代っ子な一言もサラッと言っちゃう可愛い女の子です。

バロンを好きになったかも!?な爆弾発言に共感した人も多いはず(笑)

猫の恩返しキャラ:バロン

バロンの正式な名前は、フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵。

性格は如何なる時でも冷静沈着、紳士的でムタ曰く「キザ」。
剣術の腕前は一流で、身体能力にも優れている。自身が客に振舞う特製スペシャルブレンドの紅茶は、毎回味が変わるとのこと。(中略)猫の国を滅ぼしかねない凄まじい能力を秘めているらしい。 引用元:Wikipedia

タキシードとステッキ、シルクハット。

輝くエメラルドのような瞳がトレードマークな猫

猫の国に連れていかれてしまったハルを助け出す。

クライマックスの名シーンといえば!

スマートで紳士的なバロンが、ハルに「俺を信じろーっ!」と叫ぶシーン。

個人的にとても萌えました!




猫の恩返しキャラ:ムタ

本名はルナルド・ムーン。

基本的には謎だらけのデブネコとして描かれています。

「名前はムタ」「ブタ?」「ムタ!!」

というハルとのやり取りにはほっこりしちゃいました!

バロンの仲間の太った猫。普段は商店街をウロウロしている。
口が悪く短気で気難しいが、根は善良で、いざという時には頼りになる。ハルをかなり上の階段に放り投げることができるほどの怪力の持ち主。引用元:Wikipedia

見た目と性格は粗そうに見えて、なんだかんだ面倒見がいいよなと思ってしまう。

バロンも信頼を置いているように見えました!

カラスのトトとは犬猿の仲!?

猫の恩返しキャラ:ルーン

猫の国の王子様。

シュッとした美青年風の猫。

白猫ユキちゃんと婚約予定。

人間界でユキちゃんのお土産を買いにきた時、事故にあいかけ、ハルにラクロスのラケットを使って救われます。

そのことがキッカケで父である猫王は、勝手にルーンとハルを結婚させようとたくらんでいました。

ラストでハッキリ

「僕はユキちゃんと結婚します!」

と言い放つ凛々しい一面も!

ルーンは母猫似なんだろうな(笑)

猫の恩返しキャラ:ユキちゃん

白猫のユキちゃんはハルが小さいころに出会った猫。

猫の国に連れてこられてしまうハルを助ける為に奮闘。

柔らかく不思議な声でバロンの営む「猫の事務所」にハルを導いた。

優しいけど、しっかりとした芯の強さを感じさせます!




猫の恩返しキャラ:猫王

悪役。猫の国の王で、王子・ルーンの父親。青と赤のオッドアイである。我侭な暴君だが、最高権力者なので誰も逆らえない。
ルーンを溺愛するが、彼を人間の娘と結婚させようと、彼やハルの意思を全く無視して2人の結婚を強行しようとする。しかし、ルーンが彼の恋人・ユキとの結婚を猫王の前で発表するとそれを素直に祝福するも、今度は自分がハルの結婚相手に名乗りを挙げるという無茶苦茶な王様。 引用元:Wikipedia

目玉がぎょろりと動いていて、失礼ながらルーンとはあまり似ていない。

王妃様がきれいなのかな~なんて思いました。

ジブリ映画で、猫の国の王妃様は出てきません。

しかし、原作では行方不明という設定で存在は明かされています。

王猫、映画ではハルを嫁にしようとしていますが、原作では王妃様が生きている!という報告が入り、探しに行く一面も。

王妃様は、きっと美ネコさんね…

うーん、おとぎ話のように、実は王猫も美ネコで、王妃と出会えたら悪い魔法が解けたり…

しないだろうか?なんて空想まで膨らんでしまいました。

猫の恩返しキャラ:ナトル

猫王の第一秘書。非常に有能で猫王を頭脳面でサポートしている。
冷静沈着な性格で、猫王の支離滅裂な命令もきちんとこなす(しかし、猫王が塔を爆破すると言い出した際は、「猫王の好感度が下がる」と判断して普段の冷静さを失いパニックになったことがある)引用元:Wikipedia

いかにも秘書!な、いで立ちですが、原作には登場しないキャラクターなんです。

物語りの最期は猫王とともに引退。

親心のようなものかしら?なんて思えたりもしますが。

滅茶苦茶な王猫でも、きっちり王として仕えているところに真面目さが見て取れます。

全く持って私的考察なのですが…

ナトルの名前をみていて深掘りしてしまいました。

ナトル=名盗る

名前をとられた人は「誰でもなくなってしまう。

なんだか、千と千尋の設定を思い出してしまいました。

猫王が象徴ならば、猫王に仕えてサポートしているナトルは「死の国」を動かしている存在とも言えそうです。

う~ん。

もちろん、これは私の勝手な想像で考察したものなので何の関係もないかもしれません。

でも、名前1つからも、こんな飛躍のさせ方ができてしまう。

これも一つの面白さですよね(笑)



猫の恩返しキャラ:ナトリ

ナトリは猫王の第二秘書です。

耳が垂れ下がっていてかなり能天気そうな性格。

深く考えることなくあっけらかんとして強引にハルを猫の国に連れてきたように見える。

けど、目が笑っていなさそうに見えるシーンがあります。

さすが猫王の秘書なだけある?

ナトル同様にナトリの名前も深掘りしてしまいました。

ナトリ=名盗り

「名を盗る」より「名盗り」は動きがあるイメージでした。

猫の国に連れてくる役目ということは、言い換えれば「死の国」に導くということ。

淡々と強引に連れてきてしまう様は『まさに!』と思いませんか?

*****

それにしても猫の恩返し、キャラの差が大きすぎやしませんか?

バロンとルーン(猫の王子)はイケメン猫!

性格もジェントルマンです。

逆に猫王やムタさんはイケメン猫さんとは言い難い雰囲気。

味わいがありすぎる!

ナトリとナトルの対比も個性的。

真反対と言っても過言ではないくらい様々なキャラクター性をもたせています。

なので猫の恩返しのキャラたちは混在せず頭に残るんですよね。

個々の猫の良さや悪役のへっぽこっぷりも、際立ってより楽しいんです!

あなたのお気に入りキャラクターは誰でしたか?




「猫の恩返し」ムタの正体!ムタは「耳を澄ませば」にも登場

猫の恩返しに登場するムタは耳をすませばにも登場しています。

猫の恩返しは「耳をすませば」のスピンオフ作品だからです。

スタジオジブリの宮崎駿のバロンを主人公にした物語という要望を経て、アニメーション化を前提に手がけられた漫画が「バロン 猫の男爵」。

「バロン 猫の男爵」を原作に制作されたのが、映画『猫の恩返し』 引用元:FILMAGA

猫の恩返しのようにしゃべったり人間大サイズではないですが。

「耳をすませば」でも、のっそりとした大きめの猫として登場します。

聖司の祖父が営む雑貨屋「地球屋」への案内役!

耳をすませばでも、主人公を大事な場所へと導く役目なんですね。

私的には、耳をすませばの方が少し女の子っぽい顔立ち。

猫の恩返しの方が男の子っぽい顔立ちで描かれている気がします。

雫が追いかけていくと「ムーン」「おたま」「ムタ」など色々な名前で呼ばれてたネコです!

聖司いわく「満月」みたいだから「ムーン」って呼ばれてると言ってましたね。

ムタは他にも、ムーンとか『おたま』など、色々な場所で、違った名前で可愛がられているようでした。

どの名前もムタさんのイメージと連動していて、クスっと笑ってしまいますね。

 

荒っぽいけどなんだか憎めない。

ちょっとツンデレななごみ系猫のムタさんの正体。

魅力たっぷりに伝わったでしょうか?

猫の恩返しで楽しんだ後は、是非、耳をすませばでも探してみてくださいね!



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