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『キングダム』の映画はひどい?!どこまでの話なのか感想まとめ

本当にひどい?
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『キングダム』の映画がひどいと言われた理由を考察!

どこまでの話が描かれているのか?

原作との違いや再現度、感想もまとめました!



『キングダム』の映画はひどい?!

キングダムの映画で「ひどい」といった感想も多く見られました。

キングダムと言えば人気漫画!

ひどいと感じる人の理由は何なのか?

なぜ、ひどいという評価が出てきたのか気になりませんか?

ひどいと感じた人の意見を考察してみました。

ちゅーき@名古屋4年目突入@chu_ki_chu_ki 2019年5月6日

『キングダム』 漫画ほど熱くなりませんでした。
引用元:https://coco.to/author/chu_ki_chu_ki

ラリーB@amno1wb2016 2019年4月19日
#キングダム 鑑賞 これはやってしまったなあ…説明台詞の多さや演技の間の悪さは置いといても 原作最大の利点テンポの良さが完全に死んでいる。 原作シーンの不必要な入れ換えも何でも行った… ただ嬴政役の吉沢亮は素晴らしかった

引用元:https://coco.to/author/amno1wb2016

私がたくさんの意見を見て、感じたのは

『ひきこまれ感が薄い』ということ。

そもそも、業界では「実写化不可能」と言われていたらしいのです!

紀元前の中国を舞台に、天下の大将軍を夢見る少年と若き王が、困難に立ち向かいながら中華統一を目指す壮大な物語。原泰久原作の漫画は単行本54巻(映画公開日現在)にもおよぶ超人気シリーズで「実写化は不可能」といわれていた。引用元:映画ウォッチ

漫画と実写では細かいワンシーンの描き方が違ってきます。

例えばですが

漫画は小さなワンカットでもシーンごとに細やかな描写を描きやすい。

映画は逆にメリハリをつけて演出されることが多い気がします。

連載の漫画と2時間の映画では描き切るスピード感、使える尺の長さも違います。

また、「CGや役者さんの演技」と「自分の手で描きだす」という自由度の違い

自分の頭の中で描いた通りに表現できるかどうかも全然違いますよね。

映画の良さはメリハリをつけた『見せ場』での臨場感。

逆にそれ以外の部分での、緊迫感などテンポが緩やかに感じてしまったのかもしれませんね。

キングダムは連載型の大人気漫画。

これを漫画のままに、引き込まれ感やテンポを望もうとすると映画出の表現は難しそうです。

 

せっかくなので、話の流れもサラッとご紹介します。

キングダムは歴史ものです。

「これから観る!」という人は、流れを知っておくと理解しやすいかもしれません。

 

映画キングダムのあらすじ

舞台は紀元前245年。中国が春秋戦国時代。

奴隷で孤児だった主人公・信(しん)と幼馴染の漂(ひょう)。

2人は「いつか天下の大将軍」になると夢を抱いて語り合っていました。

時は過ぎ、ある日、信の前に、秦の国王の家臣が現れます。

突然、幼馴染である漂(ひょう)を王宮へ迎えるといって連れていってしまいます。

しばらくの後、命からがらの体で、漂(ひょう)が帰ってきます

その後、息を引き取ります。

漂が(ひょう)が何としても、信に渡したかったという地図を受け取ります。

信は、その地図を頼りに目的の場所へ向かいます。

その場所には、死んだはずの漂にそっくりな秦の国王・嬴政(えいせい)が待っていました。

漂は瓜二つの顔を持つ秦国王・嬴政(えいせい)の影武者になっていたのです。

戦乱の世。

信は、漂が嬴政(えいせい)の弟である『成蟜(せいきょう)』の反乱によって命を落としたことを知ります。

信は幼馴染を想って、最初やりきれないほどの怒りを感じます。

しかし、信は過去を思い出しながら、命を懸けて嬴政を守った漂の意志を継ぐことに目を向けるようになります。

信は、嬴政(えいせい)の王座奪還を手伝うことを決めます。

形勢不利な戦いをあの手この手でくぐりぬけ戦いをすすめていく信と嬴政(えいせい)。

共に戦を経験する中で信は嬴政の本当の目標を知ります。

それは「中華を統一し、唯一の王になること」

信はかつて、自分と幼馴染の漂とで描いた夢「天下一の代将軍になること」を嬴政(えいせい)の姿に重ねます。

信は、将軍として嬴政の夢に付き合う決意を伝えるのです。

****

といったあらすじになっています。

戦国に興味はあまりない!

歴史ものはわかりにくい。

という人でも、意外と映画だと入りやすいんですよ。

ありがちなのは、登場人物の相関が覚えにくいこと。

しかし実写の映画となると、知った顔立ちの俳優さんが演じています。

名前を覚えられなくても、顔や個性で見分けやすくハードルが下がるのかもしれませんね。



『キングダム』の映画はひどい?!どこまでの漫画?実写について

キングダムは映画で、どこまで漫画に忠実に再現されてるか?

何巻を映画化したのか気になりますよね?

本作は原作1巻〜5巻の「王弟反乱編」までの実写化で、続編では5巻~7巻の「蛇甘平原編」を描くと公式発表がありました。一部では、8巻~10巻の「暗殺者襲来編」、あるいは11巻~16巻の「馬陽攻防戦編」まで含むのでは?と予想されています。引用元:ciatr

『キングダム』といえば、漫画が大ヒット連載中!

2019年の公開当時は54巻、2023年現在は70巻まで刊行が決まっています。

最新コミックス70巻の発売が、 11月17日(金)に決定!
そして、この刊行をもってコミックスの累計発行部数がついに1億部に到達します!

引用元:ヤングジャンプ公式サイト

最新刊で一億部!!

映画化された「キングダム」という漫画は最初は人気投票で最下位をとるほど。

しかしのちに、再起爆発ヒットになったんです。

実は私、もともと戦国的な歴史ものに興味がなかったんですよ。

映画化されるまで読んだことありませんでした!

そこで、漫画を読んでいた友人達にも聞いてみました。

 

映画は2時間という決まった時間の中。

ストーリーを面白くするには仕方ないのはわかるけど

端折ってるところが多い

だいたい、皆、同意見でした。笑

実写の再現度としては、やはり中々の難しさ。

前述したとおり、そもそも「実写化不可能」とまで言われていた作品です。

漫画では物語の背景も含め、細やかな表現ができます。

時間の枠が決まっている映像化では「見せ場」で一気に魅せる。

など、表現の仕方も違うもの。

揺れ動く細かな描写の部分は漫画で楽しんで、映画では『見せ場』の盛り上がりや人間の限界を超えたようなアクションをリアルに楽しむ。

再現度にこだわるのも良いですが、こんな風にとらえ分けて観ることも楽しいと思いませんか?



『キングダム』の映画はひどい?!感想と原作の違い

映画の部分に該当する1〜5巻を読んでみました。

原作の漫画と映画での違いはどんなところなのか?

いくつか、まとめます。

・左慈がボスキャラのようになっている
原作では、正直そこまで、大きな存在感がなかったのですが、映画ではボスっぽいキャラになっていました。
・ランカイが亡くなっている
漫画では、信たちとの戦いに敗れます。そしてその後、山の民に引き取られているのですが、映画では命を落とす設定になっていました。
・王騎の登場するタイミング
漫画では、王騎は昌文君を邪魔するような形で登場しました。しかし映画では信が幼い時に、売られていくシーンで登場していました。

漫画と比べるとかなり細かい点での違いがあるなと感じました。

漫画を読んでいると「あれ?」って思うかもしれません。

 

最初に、漫画の内容でカットされてた部分をいくつかご紹介しました。

次は、まったく漫画を読んでいない私が観た感想もお伝えします!

 

とにかく主演の山崎賢人のアクションがかっこいいです。

役者さんのコピー力というか、今までなかったものを自分に身に着けていくすごさ。

いつも感動させられます!

相当な練習を積んだんだろうなという印象がありました。

肉体美じゃなく、人間ってこんなに動けるんだ…。

ハイ、運動音痴の私にはとても信じられない!笑

同じ人間か?っていつも思ってしまう。

役者さんってすごいとしか言いようがないです。

他にも、1人で2役をこなしていく吉沢亮さんの演技力の高さも見どころ!

長澤まさみさんや、橋本環奈さんの有無を言わせぬ美しさ。

きらびやかな衣装でなくても登場しただけで目が吸い寄せられるます。

更にすごいのは、存在感の使い分け。

演出もあるのかもしれませんが、潜むような演技をされている部分もあれば、圧巻の破壊力抜群な目線を感じるシーンもある。

キャストさんの達の素晴らしさに納得です。

そしてそして、もう一人!

個人的には影のある王を演じる本郷奏多さんにも、ぜひ注目して欲しいです。

ひ弱で卑怯、人望もな器もない『成蟜(せいきょう)』。

それでいて王としての威厳を保とうとする姿。

もう、にじみ出るほどの「アカン人っぷり」

多くを語らずとも、その残念さ観てわかる!

そんな圧巻の演者っぷりでした。

映画の感想で感動ポイントは、他にもあがっています!

『キングダム』原作未読了だけど、普通にかっこよかったし楽しかった。個人的には坂口拓さんを映画で観れて良かった。実写映画の中ではかなり上質な部類に入るんじゃないかな。別に比べる必要もないと思うけど。楽しめた
引用元:https://coco.to/author/Rst9ld(@Rst9ld 2022年7月31日

GOTHIC@lonegothdog 2022年8月9日
『キングダム』配信で再鑑賞。立身出世を夢見る青年が飛び込む”中華統一”を賭けた壮大な戦い、その序章。俳優の熱演、上質な美術や映像等、作劇の随所から漂う大作然とした風格に高揚するも、それらの興を僅かに削ぐ演出の鈍重さが惜しい。力作です
引用元:https://coco.to/movie/86912/review_goo(GOTHIC@lonegothdog 2022年8月9日)

映画『キングダム』鑑賞。原作未読。だが一旦落ちた王が仲間を増やしながら再び王の道を歩く王道のストーリーが熱く、主人公たちのキャラクターも粒だっていた。おそらく原作のスケール感を保ちながら物語構成も映画に収まるようにしたのだろう。見事、大作に仕上がっていた。良作。
引用元:https://coco.to/movie/86912/review_good(DDD@writelefthand 2019年5月14日)

『キングダム』原作未読だけど楽しめた。想像を超えたスケールと剣戟アクションで満足度が高い。役作りで話題になった大沢たかおさんについては納得の存在感!
引用元:https://coco.to/movie/86912/review_good(@tomin_twi 2019年5月12日)

私は原作を読まずに映画から観た人です。確かに原作との設定の違いは細々あります。しかし、ストーリーの流れとしては何の違和感もありませんでした。結論!!

この映画が気になっている人で、原作を読んでいない場合は、是非、そのまま観ることをオススメします!



『キングダム』の映画はひどい?!評判は?続編について

ひどいと言った声もある反面、実際には映画の評判の良さを物語る数字があります。

シリーズ第4作までの公開がすでに決定しています!

これまでの作品の興行収入もかなりすごいです。

7月28日に公開された映画「キングダム 運命の炎」(佐藤信介監督)が、公開31日間で興行収入が45・9億円を突破した。配給の東宝が28日、発表した。

原泰久氏による大人気歴史漫画の劇場版第3弾。今月27日までに興収が45・9億円、観客動員数は320万人を記録。今年公開された邦画実写映画の興収として第1位に浮上した。また、2019年公開の第1作「キングダム」(興行収入57・3億円)、22年の第2作「キングダム2 遥かなる大地へ」(51・6億円)に迫る勢いを見せている。

引用元:スポーツ報知

・『キングダム』2019年4月19日公開、最終興収は57.3億円

・『キングダム2 遥かなる大地へ』2022年7月15日公開、最終興収は51.6億円

・『キングダム3 運命の炎』2023年7月28日公開、9月時点での興収は57.3億円

これは、かなりヒットしていることが分かります!

日本の映画としてはアクションにかなり力をいれている作品。

キャストの豪華さも相まってかなり見応えのある作品になっています!

キングダム4の正式な公開日、タイトルなどは未定。

シリーズ全作でメガホンをとる佐藤信介監督が続投する。

すでに撮影が終了しており、現在はポストプロダクションの真っ最中。

山崎は「いま、絶賛CGだったり、音楽だったり、プロフェッショナルな皆さんがすごい時間をかけて、やってくださっている。楽しみに待っています」と声を弾ませた。

引用元:映画.comインタビュー

そして、制作が決まっているキングダム4。

2023年9月15日から「キングダム3 運命の炎」の本編終了後に、最新作の内容をほのめかすようなティーザー映像が上映されています!

公開日は決まっていないけど、撮影は済んでいて編集作業に入っています。

新作の公開アナウンスもそう遠くはない感じがしますね!

映画館で最新作「キングダム4」を見る前に、登場人物たちの「物語」に触れておくのもおすすめ!

是非、長期連休や週末を利用して『キングダム』の迫力ある映像を鑑賞してみてはいかが?

 

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