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『名探偵ピカチュウ』しわしわ ピカチュウ、海外の反応は大人気!

しわしわ ピカチュウ 海外の反応 あったか映画
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「名探偵ピカチュウ」の実写映画が、実はかわいいと大人気だった!?

なんと、しわしわのピカチュウの表情や、おっさんの声にこそ称賛があがっていたのです!

日本では「ひどい!」という評価が目立っていましたが、海外の反応は全く逆のもの!

ハリウッドで大人気だった理由、日本人が感じる印象の違いなども比較検証します!



名探偵ピカチュウ「しわしわ」のどこが可愛い?

名探偵ピカチュウがハリウッドでは実は大人気なんです。

その理由は「しわしわのピカチュウ!」

なんと、これが一番の人気の理由でした。

ピカチュウはあどけない可愛いらしいイメージがうりです。

実写映画ではシワを寄せたような表情が何度も映ります。

そういえば、アニメでみるとピカチュウも困った時、眉間にしわを寄せる表情ありましたよね。

そのピカチュウの表情をリアルに表現したら、あのぬいぐるみのようになるかも!!

考えて見れば海外と日本でのアニメーションって土台の作りから違うと思うのです。

アメリカンコミックのと日本の漫画を比べてもヒーローやヒロインの顔は土台から違います。

バービー人形とリカちゃん人形の違いと言えばイメージしやすいかも。

確かに、日本で生まれたアニメーションの表情からは想像しにくいかもしれません。

リアルに忠実に表現したと考えると、あながち違ってもいないように感じてきました。

私も観ているうちに、なんだかかわいく見えてきました。

それは慣れたということもあるかもしれませんが、何より表情の豊かさと心情のマッチングでした。

このマッチングを感じた時、アニメで聞いた同じようなことを思い出しました。

御存じでしょうか?

日本のアニメでピカチュウの声優をされている「大谷育江」さん。

大谷さんは「ピカ」という言葉のカケラだけで監督も驚くほど全ての心情や表情を表現できたんだそうです。

それによってピカチュウが人間のようにしゃべるという設定やセリフがなくなったんです。

そのことを思い出したんです。

かわいいピカチュウというイメージではなく、意志ある1つの存在として観たことで違う印象になりました。

更に、この表情の出し方!!

この個性的な表情は偶然の産物ってわけじゃなかったんです!

実は、ちゃんと狙って作られていたんです。

アメリカンコミック版といえるリアルピカチュウへのこだわりを知って驚きも倍増!



しわしわ ピカチュウの秘密

きゅるんとしたあどけない表情が、しわしわとなっていく細かい表情の変化。

これは、映像技術だけでなく違う技術との組み合わせによるものでした。

それにより、想定以上にハッキリ映し出されてしまったからなんですね。

今回しわしわピカチュウが誕生した背景には、ピカチュウの声とモーションキャプチャーを兼任しているライアン・レイノルズの功績が大きい。製作の際にはライアンの顔面に複数のセンサーを取り付けており、わずかな表情の変化もピカチュウの顔に反映されるためだ。

引用元:ニコニコ大百科

ピカチュウはモーションキャプチャーという技術が使われています。

元となる人間の顔にたくさんのセンサーを取り付けて映像に反映させます。

それによって、細かな表情や歪みなどもリアルに伝わります。

声優を演じた本人の顔面につないでいるのです。

演じるシーンにあわせて、よりリアルに動いているのもうなづけますよね!

簡単に書いていますが、この撮影の進め方には苦労もあったようです。

とくに、ピカチュウの相棒として登場するティム役のジャスティス・スミス。

「この映画で起きていることが本当に起きていると、観客に信じこませることが僕の仕事だからね。でも、実際の撮影では僕はひとりで、名探偵ピカチュウはそこにはいない。そんな環境で自然に振る舞うとか、天真爛漫になるとか、そういう感情の表現は難しいんだ。それが最大の挑戦だったね」引用元:MOVIE WALKER ジャスミンスミスのインタビュー記事

演じている時はそこにピカチュウがいないのです。

それを感じさせず、そこにいるかのようにイメージしながら演技するのです。

目を合わせたくても、表情を読みたくても目の前に実体はない!!

これって思った以上に難しいと思います。

試しに、何もない空間に向かって、リアルに笑ったり泣いたり励ましたり…。

ずーっと話し続けて会話してみてください。

ある瞬間、ふと「目の前にいない」ことに気を取られると、進められなくなるんです。

その集中力たるや…。

相当な、没入感が必要そうですよね。

賛否両論、可愛い、面白いの裏側にある、実はすごい技術。

それは、細やかにリアルさを追求した演出。

それに応えるべく半端ない没入で撮影に臨む集中力。

その全ての結晶が「しわしわのピカチュウ」に反映されているのです!



海外の反応が日本と違う理由!

海外と日本では反応が真逆と言って良いほど違っているように感じました。

ピカチュウは元々が可愛いキャラクターです。

それなのに、低い声色で中身のおっさんっぷりがすごい…。

この日本ではウケなかった設定とギャップが海外では逆に高評価!

・低い声で「ピカチュウ」という声優が必要だな。

・みんな『名探偵ピカチュウ』を甘く見てると思う。
おそらくアメリカ国内で初週1億ドル(※約110億円)突破するんじゃないかな。
国外でもかなり売れると思う。 引用元:すらど「海外の反応」より

低い声の吹き替え声優が必要だと言われるほど、このギャップが大事にされているんです。

あまりに日本とは真逆の反応に私自身も驚きました。

ぬいぐるみみたいな、あどけない表情の可愛さは万国共通化もしれません。

しかし、それだけではないのが、お国柄などによる違いの面白いところ!

好みの基準や、価値観が、そもそも違うのだなぁと感じました。

 

このレターマン監督のンタビューを見て、私が読み取れたことがありました。

レターマン監督は「ゲームは確かに面白いけれど、もっとも心を動かされたのは登場人物の心の動きだ。そこに、どんなドラマがあるのか? そういったことを追求するのが面白いと思ったんだ。どんな映画でもそうだけれど、心の動きや、人と人のつながりは肝心だ。この映画はアクションが多いけれど、そういう点では感動的な物語でもあるんだよ」

引用元:MOVIE WALKER

レターマン監督は可愛いキャラクターが動くだけの映画なんて作る気はさらさらなかった

私は、そう感じました。

表情であれ、登場キャラの心情であれ、そこに生まれるドラマをしっかり描きたかった。

と言うことがよくわかります。

日本でポケモンのアニメといったら、可愛いいキャラが可愛く動く様子が魅力的。

ストーリー性もありますがキャラクターに関しては、

どちらかというと見た目のイメージを壊さないのが当たり前のように感じます。

しかし、海外では違うのかもしれませんね。

海外では、よりリアルであるように感じます。

少し派手なくらい個性や主張を引っ張り出していることが好まれているのかもしれませんね。

これは海外と日本、それぞれの感性や感覚の違いであると言えそうです。

そう考えると、海外の反応の良さがわかってきます。

保守的な視点を変えてみると、また違った一面として面白く楽しむことも出来そうです。

ある意味、新しい扉が開かれているようにも感じます。

日本でのヒットの仕方と海外のヒットの仕方は違うかもしれません。

どちらもそれぞれの楽しみ方がある。

それは、どちらであれ『愛されているキャラ』だからこそ!と思うのです。

少しおっさんな、しわしわのピカチュウも愛くるしいピカチュウもどちらも可愛い。

その認識は案外に変わりません。

あなたの好みに走るもよし!

どれだけ感覚の違いを楽しめるか!で見るのも良し!

実写「名探偵ピカチュウ」

そんな新しい視点で見てみてはいかがでしょうか?

もしかしたら、しわしわのピカチュウの独特な持ち味がクセになるかもしれませんよ?



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