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ナウシカ、王蟲の正体!人工生物になった理由。鳴き声はロックなギター!?

どうなる?意味深映画
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「風の谷のナウシカ」、王蟲(オウム)の正体やモデルと不思議な設定。

鳴き声は有名なロックアーテイストが担当で2度びっくり!

原作からの怖いエンディング、制作秘話などをまとめました!



ナウシカ、王蟲の正体!人工生物になった理由。王蟲の正体とモデルになった生き物!

アニメでも存在感抜群の『王蟲』(おうむ)

王蟲って虫だけではない不思議な設定があるんです!

「王蟲」の正体、それはテレパシーのような念話をも使いこなせる「人工生物」であったことが、原作の終盤で明かされました。引用元:ホームメイトリサーチ

なんと、王蟲(オウム)は人工生物だったんですね!

感情もあるし、治癒能力も持っています。

なのに、王蟲の行動パターンはどこか単一的にも感じられました。

プログラミングされたかのような動き。

私は、超高性能な技術とAIが生物として搭載されたらこんな感じでスタートするのでは?

と思うと、基本的な初期動作を詰め込んだ人工生物としてはなるほど!という感じもします。

 

王蟲の目は14個。普段は青、怒ると赤になります

王蟲の目玉と感情は直結しています。

怒りが収まると青に戻ります。

これは成体も幼体も、どの個体も同じです。

怒りを感じて暴走したり、

ナウシカを慰めようとしたり

金色の触手のようなものをだして、ナウシカを蘇生したり。

私は最初、ダンゴムシとか古代生物の何かっぽいなと勝手に思ってたんですが、観てるうちに、ただの虫とは感じなくなってきました。

 

どこか感情と知能を持ち合わせてるように見えませんか?

ラストシーンでは子供の王蟲も登場します。

人工生物とはいえ繁殖機能もあるということですね。

ナウシカを見て感情を鎮めたり、ナウシカを治療し蘇生するシーンは、超高度な生物であると言われても納得のシーンです。



ナウシカ、王蟲の正体!王蟲のモデルはモスラの幼虫?

王蟲のモデルはモスラの幼虫?と思う人が多いですよね。

なぜなのか、考察してみました。

王蟲は体の節を動かしながら動いています。

その見た目が似てるということが1つ!

そして、もう1つが、その目の色です!

王蟲の目の色は、普段は青、怒ると赤になります

実は、モスラにも赤目と青目の子がいるんです!

感情で変化するわけではありませんが、目の色の設定や独特の動き。

感情をもっていて妖精の歌声に反応して行動するところなどは王蟲の設定と似ていると感じました。

◎宮崎 駿(または宮﨑 駿、みやざき はやお、1941年〈昭和16年〉1月5日 – )、1963年に東映動画にアニメーターとして入社。1982年に『アニメージュ』で風の谷のナウシカを連載。用元:Wikipedia

『モスラ』は、1961年(昭和36年)7月30日に公開。 引用元:Wikipedia

モスラは1961年公開なので、宮崎駿監督は20歳の時に見ています。

ナウシカは宮崎駿監督が41歳の時の作品です。

イメージとして強く残っていても不思議はありませんね。

 

ナウシカ、王蟲の正体!鳴き声は有名なロックアーティストのギター!

王蟲の不思議な鳴き声は、超有名なロックアーティストが久石譲さんから直接依頼を受けて出した音だったんです!

人間の声にしては不思議な音。

長年の疑問が解けた瞬間でした!

2月8日(火)の布袋寅泰さんの何気ないツイートでした。ファンからの「好きなジブリ映画をおしえてください!」という質問に、布袋さんが「ナウシカのオームの鳴き声は僕のギターなんですよ!」と発言。

「久石譲さんに呼ばれてギターで泣いてくれと頼まれました。ずいぶん昔の話です」(原文ママ)と、王蟲の鳴き声を担当することになったいきさつも説明しています。 引用元:はてなニュース

きゅるきゅる?きゅぎゃぎゃ?

何とも言えないあの音。

人の声ではなくギターの音だったんですね!

しかも、布袋寅泰さん。

ちょうど、ナウシカが制作されたころはBOØWY(ボウイ)でギターされていたころですかね。

久石譲さんから直接のオファー。

久石さんの耳はピッタリの音を出せる人を嗅ぎ分けていたのでしょうか?

実際に、王蟲の鳴き声は怒りと悲しみの叫びでもあります。

私は、ロックの魂をもつ布袋さんだったからこそのオファーなのかもと思いました。

「ギターで泣いてくれ」の言葉で感じた、久石さんの感性のすごさでもあると思いませんか?。



ナウシカ、王蟲の正体!王蟲がナウシカしか治療しなかった理由

アニメでケガをする登場人物はたくさんいます。

王蟲がナウシカしか治療しなかった謎も考察できました!

後述で詳しくまとめましたが、王蟲とナウシカは同じ目的を持っています。

ナウシカは風の谷の姫です。

王蟲にとって、他の人間は目に入らずとも、長であるナウシカは別。

だから、ナウシカは心を通わせることができたのかもしれませんね。

 

次の章では、王蟲が人工生物になった理由も解説していきます!

 

ナウシカ、王蟲の正体!腐海の正体とは。王蟲との関係も考察。

王蟲(オウム)は腐海(ふかい)の森を守る生き物として描かれています。

王蟲と腐海の正体には、深い関係があるんですよ!

原作と合わせて、ある言葉から腐海の正体を私なりに考察してみました。

アニメで、人々はオウムを神聖なものとして恐れ敬っていましたよね?

巨神兵がドロドロで復活させられた際に、

『王蟲の怒りは大地の怒り』

ババ様が言っていましたね。

この言葉と原作に書かれていた一説から、神聖視されている理由がわかりました。。

原作で、人類は、産業文明の発展と引き換えに深刻な環境破壊を引き起こします。

環境破壊が進みすぎ、どうにもならなくなった地球。

地球を蘇生するための策が「火の七日間」でした。

7日間で地球上のすべてを焼き尽くし浄化するための策でした。

火の七日間のために作り出されたのが『巨神兵』です。

文字通り、焼き尽くしてしまいます。

一掃すると同時に、新たな人類を生み出す環境が必要ですよね。

(でないと滅びて終わっちゃうので)

新たな人類を生み出すための環境浄化として準備されたのが腐海の植物。

腐海の森です。

腐海の森が浄化を無事に終えられるよう、守りの主として生み出されたのが『王蟲(オウム)』でした。

人間が攻撃し破壊行為をすると、怒りと共に王蟲が暴走していました。

現に他の私物が王蟲を攻撃してはいませんでした。

オウムが腐海の森に住み、人を寄せ付けないのはこのためだったんですね。

これこそが、腐海の正体

腐海の森の守護者であり、邪魔する存在達の排除をプログラミングされている王蟲の正体に外なりません。

ナウシカがユパ様に、秘密の部屋の研究を話したこと覚えていますか?

腐海の植物が汚染された土壌を浄化していること。

ナウシカが、腐海の植物を集めて研究できたのも、腐海の底に落ちた時にマスクなしで澄んだ空気を感じられたのも、本来の役割であったと理解できますね。



ナウシカ王蟲の正体は?ナウシカレクイエムのランランララランランランの歌詞について

幼少期のナウシカが呟くように歌っていたあの歌です。

口ずさんだら、誰もがナウシカとわかるのではないでしょうか?

この曲にはナウシカ・レクイエムというタイトルがあります。

劇中歌の曲名は「王蟲(オーム)との交流」と「ナウシカレクイエム」の2つとなっています。

ナウシカが子供のころの回想シーンで、大人達から小さい王蟲(オーム)を必死にかばっているシーンで使われているのが「王蟲(オーム)との交流」です。

物語のラストでナウシカの亡骸に王蟲(オーム)達が近づいて触手で優しく触れ、ナウシカが命を取り戻し、麦畑のようになった触手の上を歩くシーンで使われているのが「ナウシカレクイエム」 引用元:アニメ・ダヴィンチ

何気なく見てしまうと気付きませんが、風の谷のナウシカでこの曲は2回流れています。ナウシカが子供のころと、ラストで命を落としたときですね。ラストシーンで挿入歌として「ナウシカ・レクイエム」が流れ、幼少期のナウシカのシーンで『ランランララ…』とうたっていたのが「王蟲との交流」。

サントラを見てみたら、別の曲として収録されていました!

当時4歳だった娘の麻衣さんは、2歳の頃からピアノを習っていたことから音感は良かった。久石譲さんがたまたま娘の麻衣さんに歌わせてテープに録音したところ、偶然にもそのまま採用された。引用元:アニメ・ダヴィンチ

声優さんじゃなかったんですね!!

4歳の女の子が歌っていたとは驚きです!

つたないく、たよりないようだけれど優しい音の響き。

私もですが、誰もが癒される音だと思いました。

当時4歳の娘さん、現在は大きくなって、プロになっています。

他のジブリアニメの楽曲にも参加されています。

相当、宮崎駿監督のお眼鏡にかかった声音を持っているのかもしれませんね。



ナウシカ王蟲の正体は?ラストは怖い?エンディングを原作からネタバレ考察!

風の谷のナウシカはもともと原作があります。

アニメ化にあた、かなり原作とは違う設定になっていますね。

原作と読み比べることで見えていない部分が見えてきます。

 

原作にある衝撃の事実(ネタバレ含みます)

原作に書かれている衝撃のラスト。

【風の谷のナウシカ】の最後は、ナウシカ達が実は人造人間であり、世界の浄化が完了したら死んでしまうという衝撃的な結末でした。引用元:cinemanist

人間が生きられないほどの土壌汚染の大地。

全てを滅亡させて新しい人類と文明をやり直そうとした旧人類。

旧人類によって、ナウシカ達は汚染された空気の中で生きられる様に改良された人造人間でした。

浄化が終わり新人類が誕生するまでの管理ができる存在。

それがナウシカ達、風の民の役割として引き継がれていました。

私は、ナウシカが呟いた「腐海の森と共に生きる」とは、この事実の伏線だったのかもしれないと思いました。

当然、人造人間という事実は知らずに生まれ、生きていたナウシカ。

知ったら、当然、大激怒。

腐海の森と共に生きる人と、浄化された世界でしか生きられない人。

ちょっと待て!!

人類が再生したら、ナウシカ達どうなるの?

気付いた人、勘がいいです!

ナウシカ達は浄化が完了した世界では生きられません。

そういう人造人間だからです

原作で、ナウシカは旧人類から腐海の浄化が済んでも生きられるように改造しなおすと提案されます。

ナウシカの選択は想像を超えました。

ナウシカは、それを断り、全ての旧人類が残したデータ諸々を破壊してしまいます。

私には、怒りからだけの行動ではない気がしました。

腐海と共に生き、王蟲も人も守ろうとしたナウシカ。

武器を捨て、自分の体一つで、真剣にぶつかろうとするナウシカです。

「あるがままの生命で生きる」

運命を選んだのかもしれない。

私にはそう思えてならないのです。

 

アニメでも、王蟲は腐海の森を守る生き物として描かれています。

産業文明の発展と引き換えに環境破壊を引き起こす人類。

すべてを焼き尽くすほどの浄化が必要になってしまう地球。

それほどまでに、人間は大事なことを忘れてしまった。

更に2000年の時を経ても浄化を終わらせることができていない現実。

私には、他人事として見ていられないくらい痛みを覚える内容でした。

 

人として大地に生きることの大切さ、大地を守ることの大切さ。

「一度失ったものを取り戻すのは困難である」という訴えが、ナウシカには込められていると感じました。

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