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宇宙人のあいつ/最後なんて言った?赤ちゃんは生まれ変わり?ネタバレ考察!

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映画「

宇宙人のあいつ」をみていて、浮かぶ2つの疑問を考察!

最後のセリフはなんて言ったのか?

真田家に誕生する赤ちゃんは生まれ変わりなのか?

この2つの疑問が伏線となる最後のシーンについても、あらすじや感想をまじえて解説します!



宇宙人のあいつ/最後、なんて言った?

日出男が最後に言ったメッセージは『シャララ~』です。

これは、土星語で「また会える」という意味があります。

夢二を空の上で解放した時に叫んでいましたね。

想乃が産んだ赤ちゃんの「おぎゃ~」に混じって聞こえたのもこの言葉!

このラストシーンで、日出男の最後のメッセージ「シャララ~」が生きてくるんです。

日出男は「弟」としてではありませんが、間違いなく家族のもとに戻ってきたのがわかります!



宇宙人のあいつ/赤ちゃんは生まれ変わり?

さて、はたして、この赤ちゃんは本当に日出男の生まれ変わりなのか?

と言うのは気になりますよね。

『シャララ~』と呟ける赤ちゃんはいないので、やはり日出男であることは間違いない!

しかし、日出男は土星に帰って、地球時間で230年は刑務所に拘束されたはず。

通信機のじゃがいもとのやりとりをみても、あまり簡単に許してもくれなさそうでしたよね。

そこで、私が思い出したのは日出男の最初の目的です!

地球観測隊としてサンプルを持ち帰る目的は

土星滅亡を阻止できるよう家族の役割や愛情とは何なのかを研究するため」

でしたよね。

中盤で、日出男は夢二からその答えをもらっていました。

そして、日出男自身も家族愛に目覚めていたことはラストの夢二解放のシーンでわかります。

つまり、土星人が知りたかった答えを日出男は知り、再現性を証明できたことになるわけです。

土星人にしてみたら、日出男一人の帰還でも、なんら問題ないと判断できたのではないでしょうか?

それによって、投獄の話もなくなったと考えられそうですよね。

ちなみに、「生まれ変わり」と言うことは日出男は死んだのか?という疑問も出そうですが、

それについてはあり得ません。

作中で、日出男もはっきり断言しています。

そこで、私は、生まれ変わりというよりも、転生とか憑依に近いのでは?と思いました。

当初のサンプルのための目的は達成しましたが、それが継続できるかはまだ未確認です。

淡々としてそうな土星側としては、

今度は地球人として転生(憑依)させて、地球人の一生が土星人に適応するかを調べる。

なんて任務を新たに用意したのかもしれませんよね。

土星の時間は地球の23分の1なので、地球上での数十年なんて、土星にしたら数年ですからね!

土星人の意識まで変わったかは謎ですが、赤ちゃんは「シャララ」のメッセージを伝えています。

赤ちゃんの時点では記憶は日出男のままと言えそうです。



宇宙人のあいつ/あらすじと伏線

まだ見ていない人にも、簡単なあらすじ解説です。後半は伏線や最後のネタまで解説しているので、ネタバレが嫌な人は本編を見た後でどうぞ!***地球に調査にやってきたワケアリ宇宙人「日出男」と、日出男を迎え入れた真田家。

宇宙人と地球人ですが、どこを切り取っても、お笑いと温かさがいっぱい!

星を超えた家族の絆の物語「宇宙人のあいつ」

家族に成りすまして23年間。地球を離れるまであと三日。家族になりたかった男の奮闘を描くエイリアンコメディ!

23年間も、真田家の四兄妹の次男・日出男として家族になりすましてきた宇宙人だというのだ!しかも地球を離れるまでの残された時間は3日間―。日出男は、限られた時間の中で、人間としてやり残したことに奮闘することに!《家族になりたかった男》を通して映し出される家族愛をコミカルに描いた

引用元:「宇宙人のあいつ」公式サイト

その昔、地球にやってきた土星人「トロ・ピカル」。

ある目的のために、真田家に居つきます。

そのうち日本を出る男だから『日出男』。

なんとも、突っ込み入れたくなる名づけをしたファンキーな真田の両親ズはすでに他界。

4人の兄弟妹として生活していました。

長男の夢二だけは当時、中学生だったので日出男が地球人ではないことは知っていました。

末の弟の詩文と妹の想乃は記憶をいじられていたので気付かないまま。

しかし、地球にきて23年。

土星に戻る期間が迫ってきた日出男は妹に本当のことを話します。

兄弟だと思っていた次男の日出男は、土星から地球観測隊としてやってきた宇宙人だった!

なんて驚きの事実も、戸惑いながらも全員アッサリ受け入れるところが真田家(笑)

兄弟妹は、日出男が1カ月後に地球を離れて土星に戻ることを知らされます。

ただでさえ、頭がパンクしそうなのに、兄弟妹の日常はそれ以外にもドタバタてんこ盛り。

詩文は中学の時の同級生に会って言いがかりや被害をうけたり、

想乃は想乃で、元彼ダメ男の子供を妊娠したことが発覚したり…

どんなドン引き展開にも、悲壮感が一切ないのが真田家です!

事が事なので、重くとらえろよ!

と思った人もいるかもしれませんが、

私的にはコメディ映画なのと、

ここは伏線の導入的役割なので、

むしろ良いと思いました!

宇宙人であることもバレた日出男。

残りの地球時間は土星人としての力もドンドン使ってすごすと宣言します。

宣言通り、弟の詩文のピンチを救います。

想乃の元彼ダメ男に鉄拳をくらわそうとする夢二の手伝いも!

ちょっと、強引にみえて、日出男の土星人パワーで家族の絆も、友情も深まっていきます!

この力の使い方が、うるっと来つつもクスっと笑ってしまう。

是非、この辺りは、本編を見ながらクスクス笑ってほしいなと思います。

時は過ぎ、あと3日で地球から離れると知らされる兄弟3人。

更に、大事な話し合いをするときの「真田サミット」で日出男は地球観測隊のもう1つの任務について話します。

地球人を一人、土星に連れていかないといけない。

ということ。

理由は、土星には家族と言う概念がないが故に、滅亡の危機があった。

家族としての機能や愛情を研究するためでした。

もし、連れて行かないと日出男は職務放棄で罪人となり刑務所に入れられてしまいます。

しかも、地球時間にして230年!(土星での1年は地球での23年なのです

『土星に一緒にいきたい人』と聞かれて、悩む3人。

そりゃ、そうですよね。

それぞれの生活も馴染みもあるし。

しかもこれだけ時間差があれば…

生きて地球に戻ってくることはできません。

当然家族も離れ離れになってしまうんですから。

妹の想乃(その)と弟の詩文(しもん)

は固まっていたけど、

長男の夢二は自分が親代わりだったし、

店を継いだ時の葛藤を思い出してた。

想乃達への責任と日出男も弟だと思う気持ちもあって迷っていたのよね。

時間の流れも愛の概念も全く違う日出男ですが、地球時間での23年間を地球で過ごしています。

最初は知らなかった家族愛を体験して、日出男の気持ちが変化していきます。

宇宙人ではなく真田家の次男としての感情が芽生えていく日出男。

涙ながらに悔やんだり、家族だと思うからこそ、心は痛んだんだろうな。

夢二は長男としては妹も弟も日出男も、そして自分だって守りたい!!

夢二が正直者なので、綺麗ごとにもならず、憎めなくて好き(笑)

ラストは、熱くて優しくて兄弟想いな夢二らしい選択。

そして、更なるどんでん返しが2回!続きますよ!!



宇宙人のアイツ/最後はどうなる?結末予想

任務と家族愛の間で、日出男はどんな選択をするのか?

予告で知らされた『映画史上誰も見たことのない別れ』とは何なのか?

どんなラストになるのか、映画を観る前に予想してみました!

最後の章では、実際に映画を観たラストシーンについてもまとめています。

はたして当たっていたのか前章と比較してみてくださいね!

結末予想① 再び地球で元通り?

兄弟をバラバラにするなんてできない!と、

日出男は一人で一旦、土星に帰る。

けど、何のことはない、再び観測隊員として戻ってきて

また、にぎやかに地球で暮らし始める。



予想② トラブルで記憶消去?

帰還する宇宙船のトラブルに巻き込まれる日出男。

まさかの故障で帰還できない。

全員から宇宙人の記憶はなくなって、家族を再スタート!

でも、実は夢二だけは記憶が残っている。

予想③ まさかの土星移住?

両親から引き継いだ焼肉屋が宇宙船の機械トラブルに巻き込まれて焼失。

土星人のミスで起こったトラブルが元だったので

再起不能の真田家は、全員で土星に引っ越し。

土星でも焼肉屋を開いて大繁盛!?



予想④ 涙のお別れ?

やっぱり、家族にはなれなかった説。

全てはデータとして土星に持っていくため。

土星人に戻る日出男。

自分でも理解できない少しの寂しさも感じながら、土星から3人を見守り続ける。

(でも、夢二とはこそっと宇宙Wi-Fiで交信ができる)

==========

う~ん。どの予想もチープだなぁ。笑

さて、予想は当たっているのか?

あなたも是非、予想してみてくださいね!

次の章では実際に観てからのラストシーンについてまとめています!



映画を観た実際のラスト(ネタバレあり)

それでは、映画を観た実際の最後のシーンと感想。

伏線の回収もまとめて解説します!

 

夢二は長男として、熱い決意をします!

半ばやけくそ気味な所が人間らしくて良い!!笑

それも、詩文や想乃に気付かれないように、日出男の力で根回しさせるところがニクイ。

それはもう、昭和的なハートフルな展開です。

私も『やっぱり、夢二ってもんだ!』

と、こぶしを握りました。

僕さえ来なければと、泣いて詫びる日出男に、夢二は

「お前があらわれなきゃなぁ!こんなに楽しくなかったよ!」

と熱く詰め寄ります。(ここが昭和くさくて好き・笑)

涙こらえながらの、温かさにウルっときてしまう。

ちょいちょいいい加減で、ロックな熱い優しい男が夢二なのです。

だからこそ、日出男も覚悟を決めたのでしょう。

日出男は夢二と出発しますが、空の上で、日出男の意志で夢二を解放します。

そして、土星語で「また会えるように」と願いを告げて一人宇宙へと戻っていきます。

時は過ぎて、想乃は赤ちゃんを出産します!

(ここも真田家らしい出産シーン!)

想乃と赤ちゃんの無事を確認して、

「それじゃ!!」

と出かけようとした夢二(と詩文)。

その瞬間、3人の耳に届いたのはあの言葉でした!!

「シャララ~」

顔を見合わせるて驚く真田家!

最後は、日出男が言葉通り真田家の一員として戻ってきたのを確信できたエンディングでした。

観終わった後は、

色々あっても大丈夫!

なんとかなるさ!!

となぜか、無駄に明るく前向きになれる。

じんわりハッピーな映画でした!

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